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“ヒガシのクリロナ”東福岡MF増山「失敗を恐れずにチャレンジすることが大切」

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 “赤い彗星”の夏冬連覇を懸けた戦いが始まった。東福岡高(福岡)は今夏の全国高校総体において、6戦26発という驚異的な攻撃力などを発揮して17年ぶりの日本一。中でも、ピンと背筋の伸びたドリブルから高速の足技と、圧巻のフィジカル能力で対戦相手のサイドの守りを破壊した“ヒガシのクリロナ”ことMF増山朝陽(3年)は、大会で最もインパクトを残した選手だった。複数のJ1クラブも熱視線を送る増山が、すでに福岡県予選準決勝へ駒を進めている第93回全国高校サッカー選手権へ向けた思いや、日ごろ重点を置いているトレーニングについて口にした。

―選手権に向けての準備は?
「心身ともに万全の状態で挑めるように、コンディションの調整には気を付けています。
怪我をしないように練習後のリカバリーだったり、体のケアは自分でできることなので、そういった部分はしっかりやっていきたいです」

―現在の状態は?
「今は良くも悪くもない状態ですが、選手権までには最高の状態に持っていきたいと思っています」

―普段のトレーニングではどんな所を強化している?
「攻撃の練習ではダイヤ型になり、サイドに預け、そこから速いクロスを入れて中央で決める練習をずっとやっています。そうやってサイド攻撃の質を上げるトレーニングをやっています。

―トレーニングで意識していることは
「判断の速さだったり、仕掛けるプレーの質を高めるように意識しています」

―自分の武器であるドリブルに対する想い
「敵を抜いたときは楽しいですね。サイドで1対1になったときは抜かなきゃいけないという思いでやっているので負けられないですね。仕掛けて取られてもすぐに取り返しに行くようにしているので、積極的に仕掛けることができます。100回仕掛けて全部抜ける選手はなかなかいないけど、失敗を恐れずにチャレンジすることが大切だと思います」

―選手権ではどういうプレーを見てもらいたい? また、どのようにしてチームに貢献したい?
「個人的なところでいえば、ドリブル突破やガムシャラにひたむきにボールを追う姿とかを見てもらいたいですね。チームとしてもアシストや得点という結果を残し貢献したいです」

(取材 ナイキジャパン)

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