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[ミズノカップU-18IN熊本]大会会場でスパイク試し履き実施、高校生プレーヤーたちが30周年のモレリアを賞賛

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 真夏の熊本で全国の強豪16校が熱戦を展開しているミズノカップU-18 IN熊本2015。大会会場ではミズノ社製スパイクの試し履きが実施されていた。選手たちは特設ブースで自分のサイズに合ったスパイクを選び、すぐ隣のピッチで行われていた実戦でスパイクの性能やフィット感を体感していた。

 脅威のキックをもたらす「イグニダス」、新次元のスピードでDFを振り切る「バサラ」、そして部活生を応援するスパイク「モナルシーダ」。選手たちはそれぞれのフィット感やプレースタイルに合ったスパイクに足を通していたが、一番人気は今年30周年を迎えた「モレリア」シリーズのスパイクだった。

「軽量・柔軟・素足感覚」というコンセプトを30年間守り続ける名品「モレリア」。モレリアネオを着用する香川西高DF飛田竣吾は「履きやすい。一番自分に合っていると思います。インターセプトが得意なんですけど、軽いんで一歩目が出しやすい。このスパイクを履けば、マン・オブ・ザ・マッチ級のプレーができると思います」と微笑み、同じくモレリアネオを手にした香川西高MF福島凌は選んだ理由について「フィット感と軽さです」と語り、「出足の時に凄い走りやすい。全然足に負担はこないです。持ち味は運動量なんですけど、(モレリアネオは)軽いんで走りやすいです。このスパイクを履いて、走り回って頑張ります」と語った。

 また、中学校の時からモレリアシリーズを履いているという鳴門高CB中山竜介は「足にフィットしている。モレリアは疲れにくいですね。自分のプレーはヘディングなので負けたくないです。(モレリアは)ヘディングで繰り返し跳んでも疲れにくい」と履き続けている理由について説明した。

 このように、賞賛するコメントが続いたが、ミズノサイドとしても今年は、30周年のモレリアがより多くのプレーヤーに知ってもらえるように取り組んでいる。ミズノ株式会社グローバルフットウエアプロダクト本部 企画デザイン部の青井俊輔さんは「今年がモレリア発売30周年ということも当然あるんですけれども、ミズノのスパイク、バサラも、イグニダスも基本設計はモレリアからできているもの。もう一度、それを今の高校生に知ってもらいたいという思いがあります。30周年という機にこういう素晴らしいスパイクがあるということを(試し履き会などで)草の根レベルで知ってもらうことで、この子たちが後輩たちに『モレリアという素晴らしいシューズ』があるんだぞということを語りついでいってほしい」と期待した。

 今回、16日まで開催されるミズノカップでは、モレリアを着用する選手たちがそれぞれの持ち味を発揮することを誓っている。普段からモレリア2を履いているという鳴門高CB坂本優斗は「自分は足が横広なんで、スパイクはワイドの方が良くて(モレリア2が)一番フィットするかなと思っている。(このスパイクを履いてプレーするミズノカップは)元ボランチだったんで、CBになったんですけど、運動量とか攻撃とか出して、対人負けないようにしたいですね」と意気込んだ。また三好高のMF清水鞠行は「(着用した理由は)自分の足にフィットするから。自分、足は幅が広かったり、甲高かったりするけれどこれは皮の伸びがいい。タッチが素足感覚に近いです。(ミズノカップではモレリアを履いて)ゲームを決定づけるようなパスだったり、シュートも決めたいです」と言い切った。大会最終日の16日も抜群のフィット感を誇る「モレリア」を着用する選手たちが、炎天下の80分間の戦いで最後まで走り続けて、試合を決める活躍を見せる。

(取材・文 吉田太郎)
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