[プレミアリーグEAST]SB転向2か月で名門・流経大柏の先発に!台頭中の1年生DF佐藤輝
[7.10 高円宮杯プレミアリーグEAST第8節 流通経済大柏高 1-0 柏U-18 柏の葉]
5月のRookie Leagueでは1年生チームのボランチを務めていた佐藤輝(1年)が名門・流通経済大柏高の右SBに定着。本田裕一郎監督から高い評価を得ているルーキーはこの日も武器であるポジショニングの良さ、対人の強さなど武器を発揮して完封勝利に貢献した。
柏U-18は主将の大型左SB古賀太陽が繰り返し攻撃参加。佐藤はSHとの連係が上手く取れずに前半は対応に苦しんだというが、声を掛け合いながら修正して後半は決定的な仕事をさせなかった。浦和レッズジュニアユース時代は左SHだったSBは攻撃参加する機会が少なく、現在は守備に重きを置いている形。その守備面でもまだ連係面などの課題があり、本人は「まだまだ」と語るが、それでも堅実なプレーを見せる1年生については名将も「いいでしょう」と口にするほど、信頼と期待を寄せている。
佐藤は高校進学後に守備的なポジションを務めるようになったが、本人は「球際とか負けていなかった。自分は守備の方が向いているかな」と適性を感じていたという。SBのポジションも5月に初めてチャレンジしたが、それでも自身の感覚通りに適応すると、あっという間に台頭。6月に市立船橋高と対戦した総体予選決勝でデビューすると、延長戦を含む100分間を無失点で終えて自信をつけた。評価も獲得した佐藤はその後、プレミアリーグでも右SBの先発に定着している。
この日、白星という結果が出たことでまたひとつ自信をつけた。その佐藤にとって、同学年からCB関川郁万やMF熊澤和希がU-16日本代表入りしていることは刺激になっている。佐藤は9月のAFC U-16選手権(U-17W杯アジア最終予選)への出場資格はないものの、日本が予選を突破すれば、来年のU-17W杯に出場する可能性がある。「目標にしていきたいし、チームでもっとアピールできるようになっていかないと、そういうところには入っていけない」。成長中の1年生SBがチーム内でよりアピールして、勝利に貢献して将来の可能性を広げる。
(取材・文 吉田太郎)
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2016プレミアリーグEAST
5月のRookie Leagueでは1年生チームのボランチを務めていた佐藤輝(1年)が名門・流通経済大柏高の右SBに定着。本田裕一郎監督から高い評価を得ているルーキーはこの日も武器であるポジショニングの良さ、対人の強さなど武器を発揮して完封勝利に貢献した。
柏U-18は主将の大型左SB古賀太陽が繰り返し攻撃参加。佐藤はSHとの連係が上手く取れずに前半は対応に苦しんだというが、声を掛け合いながら修正して後半は決定的な仕事をさせなかった。浦和レッズジュニアユース時代は左SHだったSBは攻撃参加する機会が少なく、現在は守備に重きを置いている形。その守備面でもまだ連係面などの課題があり、本人は「まだまだ」と語るが、それでも堅実なプレーを見せる1年生については名将も「いいでしょう」と口にするほど、信頼と期待を寄せている。
佐藤は高校進学後に守備的なポジションを務めるようになったが、本人は「球際とか負けていなかった。自分は守備の方が向いているかな」と適性を感じていたという。SBのポジションも5月に初めてチャレンジしたが、それでも自身の感覚通りに適応すると、あっという間に台頭。6月に市立船橋高と対戦した総体予選決勝でデビューすると、延長戦を含む100分間を無失点で終えて自信をつけた。評価も獲得した佐藤はその後、プレミアリーグでも右SBの先発に定着している。
この日、白星という結果が出たことでまたひとつ自信をつけた。その佐藤にとって、同学年からCB関川郁万やMF熊澤和希がU-16日本代表入りしていることは刺激になっている。佐藤は9月のAFC U-16選手権(U-17W杯アジア最終予選)への出場資格はないものの、日本が予選を突破すれば、来年のU-17W杯に出場する可能性がある。「目標にしていきたいし、チームでもっとアピールできるようになっていかないと、そういうところには入っていけない」。成長中の1年生SBがチーム内でよりアピールして、勝利に貢献して将来の可能性を広げる。
(取材・文 吉田太郎)
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