beacon

[MOM2239]神村学園FW辻梢吾(1年)_本来CBのFW、「守備から入って」“ご褒美”の2発!

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW起用された神村学園高CB辻梢吾が2ゴールの活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.7 球蹴男児U-16リーグ第16節 神村学園高 3-1 九州国際大付高 鹿屋体育大ホッケー場]

 高校進学後、初めて努めたというFWのポジション。怪我人がいることや、「球蹴男児U-16リーグ」が、県1部リーグと同日開催されたことによるチーム事情によって、急遽FW起用されたという神村学園高CB辻梢吾が2ゴールを叩き出した。

 中学時代にFWを努めていた時期があるという辻だが、高校では初めてとなるFWとしてのプレー。それでも「守備から入れたのが大きかった。監督からは『守備から入っていたらご褒美が転がってくる』と言われていた。とにかく献身的やろうと思っていた」という辻の姿勢がゴールを引き寄せる。

 1-1に追いつかれた直後の37分、「アシストの川崎(凱也)と目が合って、良い形で背後に抜けたらいいボールが出て来て、GK(のポジション)が見えていた」という辻は抜け出しからコントロールしたシュートでゴールを破って勝ち越し点。さらに41分にもクロスから追加点を挙げた。

 後半にはクロスバー直撃のミドルシュートを打ち込むなど前線で存在感。本来CBのFWは守備の部分から徹底し、FWとしてのポテンシャルも感じさせる活躍で勝利に貢献した。守備面、攻撃面両方を磨いて大舞台で活躍を。この日、自信をつけた辻が、「全国大会で優勝すること」という目標へ向けて、またチームで努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2017 球蹴男児U-16リーグ特集ページ

TOP