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[新人戦]鹿児島城西MF今福が交代出場で貴重な同点弾!アピールの一撃も「得点だけなのでまだまだ」

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後半20分、鹿児島城西高は交代出場のMF今福晃星(18番)が同点ゴール

[2.19 九州高校新人大会決勝 鹿児島城西高 1-1(PK5-4)大津高 大津町運動公園球技場]

 鹿児島城西高は交代出場のMF今福晃星(2年)が貴重な同点弾を叩き出した。今福は0-1の後半12分にピッチへ。「途中出場で負けている状況だったので、点獲って追いつきたいと思っていた」というアタッカーが右足でチームに歓喜をもたらした。

 後半20分、鹿児島城西はMF北條真汰主将(2年)が左サイドからCKを蹴り込む。ファーサイドにこぼれたボールに反応した今福が、飛び出してきたGKの脇を抜く一撃で1-1とした。

「素直に嬉しいです」とゴールを振り返った今福は、入学直後の17年インターハイ予選で早くも先発を務めてゴールも決めていたアタッカー。だが、守備力や技術面が課題となり、現在は先発に定着することが出来ていない。

 今はアピールを続けて信頼を獲得するだけ。この日の貴重な同点ゴールにも「得点だけなのでまだまだと思います」と納得していなかった。「自分の持ち味はスピードなのでもっと活かせるように突破やクロスの質とかを高めていきたいと思っています」と語る今福が自身、チームのために、これからも質と結果の両方を求めていく。

(取材・文 吉田太郎)

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