beacon

[関西U-16~Groeien~]抜群の存在感示したレフティー・田中中心に前半6発!草津東が滝川二に8-5で撃ち勝つ

このエントリーをはてなブックマークに追加

前半17分、草津東高MF田中将大郎が左足でゴール

[8.22 関西U-16~Groeien~G2第8節 滝川二高 5-8 草津東高 伊勢フットボールヴィレッジ]

 関西地域のU-16の年代において、長期にわたるリーグ戦を通して選手の育成および指導者のレベルアップを図る「関西U-16~Groeien~2019」G2リーグは22日に第8節を行い、滝川二高(兵庫)対草津東高(滋賀)戦は草津東が8-5で打ち勝った。

 入れ替え戦圏内の2位につける草津東と最終節まで2位争いに食い込みたい6位・滝川二との一戦は前半、草津東が相手を圧倒する。7分、左足キックなどの巧さと強さで存在感を示した長身レフティー・MF田中将大郎のキープから、MF上原壮がスルーパス。このこぼれをFW杉本大翔が右足で決めて先制した。

 草津東は10分に田中の右FKをFW藤田大地が頭で合わせて2-0とする。草津東は17分にも右サイドを突破した藤田のクロスのこぼれを田中が豪快に決めて3点目。27分にも田中が決めると、28分、35分には藤田が決めてハットトリックを達成した。

 滝川二はMF山路岳のスルーパスにMF元津潤哉が走り込むシーンなどあったが、CB佐々木奏馬中心に堅い草津東の守りをこじ開けられずに0-6。前半終了間際にMF山崎拓が1点を返したが、草津東は後半1分に杉本、13分にも交代出場のDF大橋陸人が決めて8-1とする。

 だが、滝川二はここから意地を見せる。交代出場のDF馬場翼が22分、23分に連続ゴール。馬場は試合終了間際の39分、40分にも連続ゴールを決めて1試合4得点を記録した。

 それでも前半のアドバンテージを活かして逃げ切った草津東が8-5で勝利。得失点差で三田学園高にかわされて3位に後退した草津東は、23日の最終節で2位に再浮上してリーグ戦を終える。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
関西U-16~Groeien~2019特集ページ

TOP