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[MOM2968]帝京三MF菅野恭生(1年)_ 仲間と一丸になって入れ替え戦を戦い、チーム救う2発!

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前半30分、帝京三高MF菅野恭生が左足で同点ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.8 Rookie League入れ替え戦 帝京三高 2-2 清水桜が丘高 時之栖うさぎ島G]

「ここで負けたら降格という厳しい状況だったんですけれども、みんなの気持ちが一つになったのが一番大きかったかなと思います」

 負ければB League降格となる入れ替え戦で帝京三高を救ったMF菅野恭生(1年)は、チーム全員で掴み取ったA League残留であることを強調。全員が一つになって戦い、自分はその支えにゴールで応えた。
 
 菅野のゴールはいずれもビハインドを追う状況で生まれた。まずは前半30分、ゴール前の混戦から「思い切って入らなかったら入らないなと思って」左足を強振。これがDF間を抜けてゴールに突き刺さった。

 さらに後半5分には、DFに囲まれた状況からターンして技ありのループシュート。「感覚ですね、自分の。今まで練習していた角度でもあったし、少し自信はあったので打たないで終わるよりは打って終わった方が良いかなと思って打ちました」というゴールで2度目の歓喜をもたらした。

 Rookie LeagueのチームMVPにも選出された菅野は「(この2ゴールは)自信になりましたね」とコメント。そして、「これ(入れ替え戦)は自分たちにとっても良い経験になったし、良かったところも良くなかったところもあったので、バネにして、次に繋げて行きたいと思っています」と誓った。勝負強さと気持ちの強さを示したMFが、入れ替え戦で得た自信と経験を今後の飛躍に繋げる。


(取材・文 吉田太郎)

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