1月、2023年U-17日本高校サッカー選抜が選考合宿を行った。第101回全国高校サッカー選手権で活躍した選手など候補32名が合宿に参加。紅白戦や練習試合を実施し、U-17日本高校選抜メンバー入りを争った。U-17日本高校選抜は3月の大会に出場する予定。ゲキサカは2023年のU-17日本高校選抜チームと『高校サッカー年鑑』(講談社)の協力で選考合宿参加選手にアンケート取材を実施した。

　MF福永裕也(京都橘高2年=ガンバ大阪門真ジュニアユース出身)はボールコントロールと巧みな身のこなしで違いを作り出す攻撃的プレーヤー。局面をドリブル、パス交換で打開し、シュートを打ち込む。選手権予選で敗退したものの、U-17日本高校選抜候補選出。選考合宿でもボールキープなどの強みを発揮した福永が、選手権の感想や選考合宿で感じたこと、2023年の目標などについてコメントした。

■着用スパイクとその理由
ミズノ モレリア(MORELIA)
「ボールタッチしやすい」

■進路希望
高卒プロ

―第101回高校サッカー選手権の感想を教えて下さい。個人として良かったこと、悪かったことは?
「個人として良かったことはありません。(予選)決勝で何もできなかった。もっともっと誰よりも練習をして力をつけないといけない」

―U-17日本高校選抜候補に選ばれた感想、合宿の感想を教えて下さい。
「素直にめちゃくちゃ嬉しいです。これで満足せずに更に上のレベルを目指してやっていかないとダメだなと思います。全員技術が高いので、負けないようにもっと練習しないとダメだなと思いました」

―誰にも負けたくない武器と、2022年に最も成長したところは?
「武器はボールキープです。きっかけは、いとことボールを蹴っていて身体の使い方が下手と言われ、教えてもらっていました。成長したところは身体の使い方です。色んな方に教わって、自主練で実践してを繰り返していたら自信につながりました」

―これまで対戦、またはチームメート(選抜・代表含む)で半端ないと思った選手は?
「MF千葉大舞選手(興國高)です。家が近く、お互いに部活がない日はいつもボールを蹴っているんですけど、会う度にやっぱ半端ないって思わされます。フィジカルやったり、技術やったり、どれをとっても大舞が1番やなって思います」

―自分が影響を受けた選手、影響を受けた指導者は?
「選手は(先輩の)MF岩崎悠人選手です。TVで選手権を見て、こんな選手になりたいと思ったから。指導者は米澤一成先生(京都橘高)です。サッカーだけじゃダメ。学校生活、私生活の大切さを教わりました」

―2023年と将来の目標をそれぞれ教えて下さい。
「チームの中心選手になって選手権優勝。将来は日本を代表するプロサッカー選手」

(協力=U-17日本高校選抜、高校サッカー年鑑)

---

▼関連リンク
●【特設】高校選手権2022