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[プレミアリーグWEST]静岡学園、神戸U-18に完封勝利で8戦無敗…大津MF碇明日麻が得点ランク単独トップに:第11節

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 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 WESTは9日、第11節2日目を行った。

 首位に立つ静岡学園高は3位ヴィッセル神戸U-18との上位対決に臨んだ。前半32分にMF高田優のパスからFW神田奏真が左足で決めて先制した静岡学園は、後半31分に神田がPKを沈めて2-0の完封勝利。ここ8戦無敗(6勝2分)で3連勝中と勝ち点を順調に積み重ねている。

 首位チームを追う2位の名古屋グランパスU-18東福岡高との一戦に臨んだ。前半43分にMF中山陸斗が蹴り出したCKをDF杉山誠夢がヘッドで叩き込んで東福岡が先制すると、後半3分に再び中山のCKの流れから今度はMF西田頼がゴールを陥れてリードは2点差に。しかし、ここから反撃に出た名古屋U-18は同6分にMF石橋郁弥、同24分にDF森壮一朗のゴールで追い付くと、同アディショナルタイムにMF八色真人が劇的な決勝点を挙げ、3-2の逆転勝利を収めた。

 神村学園高と対戦した4位のサンフレッチェ広島ユースは、前半14分にMF石橋聖也のパスからFW中川育がネットを揺らして試合を動かす。さらに同17分、同20分にゴールを陥れた中川はハットトリックを達成。同33分にはFKの流れからMF中光叶多が加点し、広島ユースが4-0の完封勝利を収めて順位を3位に上げた。

 大津高ジュビロ磐田U-18の一戦は、前半2分にMF碇明日麻のゴールで大津が先制。今季13点目を記録した碇は神村学園FW西丸をかわし、得点ランク単独トップに浮上した。しかし、試合は、後半6分にMF鈴木泰都が決めて追い付いた磐田U-18が、同14分に鈴木、同28分にFW舩橋京汰が追加点を奪い、3-1の逆転勝利を収めている。

 サガン鳥栖U-18との一戦に臨んだ米子北高は、前半45分にFW愛須隆聖が先制点を記録してリードを奪う。後半9分に鳥栖U-18に追い付かれながらも、同24分に愛須のこの日2点目で勝ち越すと、同27分にMF田村郁颯、同45分にMF森田尚人が加点し、米子北が4-1の勝利を収めた。

【第11節】
(7月8日)
[服部緑地陸上競技場]
履正社 2-3 横浜FCユース
[履]下西瑛太(51分)、河野朔也(74分)
[横]岩崎亮佑2(66分、72分)、林賢吾(82分)

(7月9日)
[大津町運動公園球技場]
大津 1-3 磐田U-18
[大]碇明日麻(2分)
[磐]鈴木泰都2(51分、59分)、舩橋京汰(73分)

[トヨタスポーツセンター(天然芝)]
名古屋U-18 3-2 東福岡
[名]石橋郁弥(51分)、森壮一朗(69分)、八色真人(90+1分)
[東]杉山誠夢(43分)、西田頼(48分)

[いぶすきフットボールパーク(天然芝)]
神村学園 0-4 広島ユース
[広]中川育3(14分、17分、20分)、中光叶多(33分)

[時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド(人工芝)]
静岡学園 2-0 神戸U-18
[静]神田奏真2(32分、76分)

[オールガイナーレYAJINスタジアム]
米子北 4-1 鳥栖U-18
[米]愛須隆聖2(45分、69分)、田村郁颯(72分)、森田尚人(90分)
[鳥](54分)

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