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[関東ROOKIE LEAGUE]AリーグベストDF:山梨学院GK渡邊修斗「全国でも自分が一番のGKに」

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AリーグのベストDFに選出された山梨学院高GK渡邊修斗(1年=ヴァンフォーレ甲府U-15出身)

 関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦で力を磨いた「2023関東ROOKIE LEAGUE」は、全日程終了後に各賞受賞者を発表した。Aリーグの最少失点チームのDF・GKから選出されるベストDFは、山梨学院高(山梨)GK渡邊修斗(1年=ヴァンフォーレ甲府U-15出身)が選出された。渡邊は得意とする1対1で好守を見せるなど、山梨学院のリーグ最少失点と初優勝に貢献。その渡邊が、「2023関東Rookie League」の感想や今後への意気込みを語った。

―最少失点は誇れること。
「それは自分だけじゃくて、チームのみんな11人とそれ以外のみんなで戦った結果だと思います」

―リーグ戦を通して、自分のプレーが出せたところを教えてください。
「全試合簡単な試合というのがなくて、難しい試合ばかりでした。自分的に良かった試合が市船(市立船橋)戦と静学(静岡学園)戦で結構攻められる展開が多くて、何本もゴール前まで来られたんですけれども、自分は1対1のプレーを得意としてやっているので、そういう部分が活きた試合だったので、この2試合はベストパフォーマンスでやれたと思いました」

―特に印象に残っている試合は?
「特に市船戦です。自分たち、開幕から5連勝できて(市立船橋戦が5試合目)、そこから3試合勝てなかったんですけれども、そこまでに積み上げたものが大きかったと思います」

―リーグ戦で感じた個人の課題は?
「自分は矢板(中央)戦と日藤(日大藤沢)戦は出ていないんですけれども、昨日の最後の帝京戦以外、全試合で失点しているので、そこはこれからの練習で課題として2、3年になっても忘れることなくやっていきたいです」

―同様にチームの課題となったことは?
「ビルドアップの練習とかやってきているんですけれども、相手のプレッシャーや強度が高かったりすると、なかなか出せない部分があったので、そこを今後の練習で直していきたいです」

―自分のプレーで見て欲しいところ、他の選手に負けたくないところは?
「1対1のプレーは本当に自分は得意としていて、駆け引きとかあって、そこに注目して見て欲しいです。(武器にできたのは、)間合い、駆け引きが得意だったので」
     
―高校3年間と将来の目標は?
「高校3年間は今、1年でトップチームメンバーに上がれたので、選手権メンバーに入って試合に出ることを目標にしていて、3年間としては、全国制覇を狙って頑張っていきたいです」

―全国ルーキーもある。
「今回、関東でベストDF賞を獲得できたので、全国でも自分が一番のGKになれるように頑張っていきたいです」

―憧れの選手と、憧れている理由も教えてください。
「菅野孝憲選手です。自分が今、174cmしかなくて、菅野選手は身長が小さくてもこんなにできるんだと見せてくれた選手でコーチングとかセービングとか、特に足元が安定していて、それを見習っていきたいと思っています」

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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