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強豪校プレーヤーがザムストの“秘密兵器”をテスト!アーチタイプに合わせて選べる3種類のインソールに88%が「使用したい」と好評

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日大藤沢高帝京長岡高の選手たちが協力

 サッカー界では近年、最も大事なギアであるスパイクに加えて、足裏に敷く「インソール」の重要性に注目が集まっている。方向転換や重心移動を絶え間なく行うという競技特性から、足元にはフィット感やクッション性だけでなくグリップ力が不可欠。そうした要素はケガ予防にも繋がる可能性があることから、プロアマ問わず多くの選手がインソールを愛用し、足元の安定感を高める取り組みを行っている。

 長年にわたって日本人の足と向き合い続けてきた「ザムスト」は一昨年3月、サッカー専用のインソール「Footcraft FOOTBALL STYLE(フットクラフトフットボールスタイル)」を発売した。以前からアスリートに愛用されてきた「Footcraft FOOTBALL STYLE(フットクラフトフットボールスタイル)」のコア機能はそのままに、サッカープレーヤーのニーズに合わせた「グリップ力」の機能や、中足骨の負担を軽減する「横アーチサポート」の機能をプラスしピッチ上でのパフォーマンス向上に導く新モデルを展開している。


 「Footcraft FOOTBALL STYLE」は多くのプロサッカー選手にも親しまれており、パートナー契約を締結しているFW宮市亮(横浜FM)、DF畠中槙之輔(同)、MF佐野海舟(鹿島)、MF小林祐介(千葉)、MF佐藤亮(群馬)、MF鵜木郁哉(水戸)のほか、ヴィッセル神戸、湘南ベルマーレ、明治大学体育会サッカー部ともパートナー契約を結び、各チームの選手たちも同製品を活用している。ドイツで挑戦を続けるFW福田師王(ボルシアMG)もサポーターを活用するなど、高校年代をはじめとした若い世代にもザムスト製品の普及は進んでいる。

 そんなザムストは今年8月、全国各地から強豪チームが集まる「第2回青森ユース(U-
18)サッカーフェスティバル」の場で「Footcraft FOOTBALL STYLE」のモニターテスト
を実施。大会を制した仙台育英高に商品を提供したほか、企画に全面協力した日大藤沢高帝京長岡高を中心に選手たちが実際のトレーニングや試合でインソールを着用し、フィット感やグリップ力を確かめていた。

帝京長岡高のMF橋本燦(3年)、FW安野匠(2年)、MF水川昌志(2年)

日大藤沢高のDF坂口康生(3年)、DF和田陸空(3年)、DF柳川大智(3年)、MF藤代哲成(3年)

3種類のアーチタイプでオーダーメイドのようなフィット感に


 「Footcraft FOOTBALL STYLE」のモニターテストに参加した選手たちはまず使用前に、専用の測定器で足型を計測することになっている。足裏のアーチタイプ(土踏まずの形状)に合わせてインソールを使い分けるためだ。

足型測定

 「Footcraft FOOTBALL STYLE」はつま先が上がることで足底腱膜が巻き上げられ、足のアーチ剛性が高くなる「ウィンドラス現象」の仕組みを用いた設計。インソール裏面にはアーチを柔軟にサポートする「フレキシブルホルダー」と、かかとのぐらつきを抑えてアーチをしっかりと支える「コアスタビライザー」が搭載されているが、より効果を発揮させるためには自分の足に合った形状を選ぶ必要がある。


 インソールのアーチタイプは「LOW(ロー)」「MIDDLE(ミドル)」「HIGH(ハイ)」の3種類に分かれ、自身の足に最適なタイプが選択可能。取扱店舗には専用の測定器が用意されており、土踏まずの高さや足のサイズに合わせることで、まるでオーダーメイドのようなフィット感を実現できる。また、以下の方法により自宅でも簡単にアーチタイプを判別することができる。


フィットするアーチタイプを使う

 こうしたバリエーションは、特に扁平足(土踏まずのアーチが低い)気味の選手に好評を博している。

 帝京長岡高のインサイドハーフを担うMF橋本燦(3年)は「自分は扁平足で、いつも使っているインソールだとアーチが膨らんでいるので、足の裏が痛くなったり、疲労が溜まったりしていた。このインソールだとすごくフィットしてくれるので、試合終盤でも疲労なくできた」と振り返り、「ターンをするときに足がズレたりすることもないし、一歩目も力強く踏み込める。自分でも使ってみようと思った」と太鼓判を押した。



 また日大藤沢高のサイドバックDF和田陸空(3年)も「自分は扁平足なので他の特注のインソールを使っていたけど、足ズレが起きることがあった。このインソールはすごくフィットするし、足の裏も痛くならないので自分のプレーが出せた」と好感触。「上下運動のスプリントをストレスなくやれて走りやすかったし、試合で使ってみてメリットが大きかったのでこれからも使っていきたい」と前向きな印象を口にしていた。


 そのほかにも「自分は水ぶくれやマメがよくできるけど、インソールを使ってできにくくなった」(帝京長岡MF水川昌志/2年)、「足裏にピタッとくっつく感覚があってすごく走りやすかった。プレーしている時も今までのインソールだと足がつったりしていたけど、このインソールだとつらなくて走り切れた」(日大藤沢DF坂口康生/3年)と足裏やその他の部位のコンディションに好影響があるという声が聞かれた。

水川昌志

パフォーマンス向上にも期待


 ザムストによると、大会期間中には50人以上が「Footcraft FOOTBALL STYLE」のテス
ト使用を実施。各選手にはアンケートを行い、「今後も使用したいですか?」という設問
には88%のプレイヤーが「使用したい」と回答したという。また「疲れにくくなった」「
スパイクの突き上げ感が減った」というコンディション面だけでなく、「踏ん張りやすく
なった」「ターンしやすくなった」というパフォーマンス面でもポジティブな反響もあった様子。今後はますます高校生年代でも使用者が増えていきそうだ。

再三、良い突破を見せていた日大藤沢DF坂口康生

 帝京長岡の最前線で絶え間ない動き直し、積極的なシュートへの姿勢を見せていたFW安野匠(2年)は「切り返しやドリブルで小回りが効くようになったり、ファーストタッチでトラップがうまくいくようになったと思う」と手応え。インソールを着用すること自体は初めてで「最初は違和感があると思った」と振り返りつつも、使い込むうちに「前からの守備で小回りが効いて、終盤でもクッション性があって疲れない感じもした。足がズレないので踏み込みやすくて、守備から攻撃に変わる時の一歩目で推進力を持って相手の前に入っていける。シュートも軸足が全然ブレなくて、蹴る前の踏み込みがちゃんとできるので、精度も上がっていると思う」と感じるようになり、「これからも使っていきたいと思う」と前向きに語った。



 また頻繁な方向展開を求められる中盤の選手からも「トップ下でボールをたくさん扱うので、足ズレが起きると狭いところのパスやドリブルがずれることも多かったけど、それがなくなることでパフォーマンスも上がるし、ドリブルを大事にしている中で横ズレしたくないのでいいなと思う」(日大藤沢MF藤代哲成/3年)、「アンカーになって守備を重点的に意識しているので、1回プレスに行った後の2回目に向けてターンする時のスピードに違和感がない。継続して使いたい」(帝京長岡MF水川昌志/2年)といった声が聞かれた。


 一つ一つのプレーに慎重さが求められるディフェンダーにとっても、足元の安定感は心強い様子。日大藤沢の右サイドバックを務めるDF坂口康生(3年)は「守備で相手に切り返されても、それに対してついていくときに踏ん張りが良く効いた。足ズレがないので切り返された時もすぐついていけて、守備の対応がすごくしやすかった」といい、CBのDF柳川大智(3年)も「自分はロングボールを良く使うので、足ズレが起きないことで精度の高いボールが蹴れるのが大きかった。今まではインソールにこだわったことがなくて、何でもいいやと思っていたけど、これ一つでプレーが変わるなら自分の味が出せると思うので今後使っていきたい」と口にした。



 サッカー競技で最も重要な「足」を支える“秘密兵器”。フィット感やグリップ力に悩みを持つ人も、さらに自身のパフォーマンスを上げたい人も、その効果を一度体感してみる価値はありそうだ。

▶サッカー専用インソール「Footcraft FOOTBALL STYLE」の詳細はこちら

▼スパイクマイスターKoheiのレビュー動画


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竹内達也
Text by 竹内達也

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