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[プレミアリーグEAST]青森山田、今節での優勝はならず…逆転Vの可能性残す川崎F U-18と尚志は最終節で直接対決:第21節

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 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023 EASTは26日、第21節2日目を行った。

 勝利すればリーグ制覇を決める青森山田高昌平高と対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は終盤に激しく動く。後半38分にMF土谷飛雅がネットを揺らして昌平が先制すると、42分にMF三浦悠代が決めて突き放す。しかし、45分にMF後藤礼智のゴールで青森山田が1点差に詰め寄ると、45+2分にDF小沼蒼珠が劇的な同点弾を決め、試合は2-2のドローに終わった。

 3位につける尚志高横浜F・マリノスユースとの一戦に臨んだ。前半5分MF濱田昂希がゴールを陥れて尚志が先制するも、26分にMF望月耕平が決めて横浜FMユースが試合を振り出しに戻す。その後も尚志がリードを奪うと横浜FMユースが追い付く展開となり、3-3で終盤へ。すると、後半45+2分にFW桜松駿が値千金の決勝ゴールを奪い、尚志が4-3で打ち合いを制した。

 今節の優勝が叶わなかった青森山田だが、勝ち点48(得失点差+27)として首位をキープ。2位・川崎フロンターレU-18(得失点差+41)と3位・尚志(得失点差+25)はともに勝ち点46で、青森山田と勝ち点2差で運命の最終節へ。最終節で青森山田はFC東京U-18と対戦し、川崎F U-18と尚志は直接対決を迎える。

 流通経済大柏高とFC東京U-18の一戦は、前半29分にMF山口裕也のゴールで流経大柏が先制するも、39分にFW吉田綺星が決めてFC東京U-18が追い付いて1-1のドロー決着。大宮アルディージャU18はFW石川颯の2得点で前橋育英高を2-1で退けている。

【第21節】
(11月26日)
[前橋育英高校高崎グラウンド(人工芝)]
前橋育英 1-2 大宮U18
[前]佐藤耕太(61分)
[大]石川颯2(30分、78分)

[昌平高校グラウンド(人工芝)]
昌平 2-2 青森山田
[昌]土谷飛雅(83分)、三浦悠代(87分)
[青]後藤礼智(90分)、小沼蒼珠(90+2分)

[流通経済大学付属柏高校グラウンド]
流経大柏 1-1 FC東京U-18
[流]山口裕也(29分)
[F]吉田綺星(39分)

[郡山市営西部サッカー場]
尚志 4-3 横浜FMユース
[尚]濱田昂希(5分)、網代陽勇2(34分、47分)、桜松駿(90+2分)
[横]望月耕平2(26分、35分)、白須健斗(67分)

(11月25日)
[千葉県総合スポーツセンター東総運動場]
市立船橋 2-1 旭川実
[市]久保原心優(41分)、森駿人(50分)
[旭]工藤葵柊(26分)

[神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場]
川崎F U-18 1-0 柏U-18
[川]高橋宗杜(62分)
●高円宮杯プレミアリーグ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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