beacon

[J-VILLAGE CUP U-18]速くて、強くて、空中戦も得意。履正社DF伊藤大成は「しかもキャプテンシーもあって」相手の嫌がるCBへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

履正社高のリーダーの一人、DF伊藤大成(2年=H&A FC Jrユース出身)は活躍が期待されるストッパー

[3.17 J-VILLAGE CUP U-18 尚志高 5-1 履正社高 Jヴィレッジ全天候型練習場]

 ミスや連続失点によって崩れて敗れたが、随所でポテンシャルの高さを示していた。履正社高(大阪)DF伊藤大成(2年=H&A FC Jrユース出身)は身長180cmほどと特別な高さこそないものの、「フィジカルの部分を活かしたヘディングや対人、カバーっていう守備全般のところを武器にしています。一番は自分、スピードが武器なんで、結構広い守備範囲で対応できるかなと思います」というCBだ。

 強豪・履正社で昨春から先発に定着。スピードは、チームメートでU-17日本高校選抜の快足MF木村有磨(2年)と比べても負けないレベルだという。J-VILLAGE CUP U-18の尚志高(福島)戦では対人の強さを発揮。仕掛けてくる相手選手から一発でボールを奪い取っていた。

 強豪チーム相手でもヘディングなど守備能力の高さを発揮。だが、本人は自分のミスから失点したこと、悪い流れを止められなかったことを悔しがる。「対人の部分では負けたなっていうのはなかったんですけど、やっぱりミスだったり、ちょっと甘さが出たので。自分も今日悪くなかったんですけど、良いパフォーマンスの時にそれをちゃんと続けることが大事なんで。そこは悔しいです」と首を振った。

 また、ビルドアップの部分でもより、自分を成長させなければならない。だが、22年W杯日本代表のFW町野修斗(現ホルシュタイン・キール)や21年東京五輪日本代表のFW林大地(現ニュルンベルク)らを育てた平野直樹監督も「なかなかレベルが高いんじゃないかなと思う」と期待するように、楽しみな存在であることは間違いない。取り組みへの姿勢については、指揮官も評価。本人は向上心を持って自分をレベルアップさせている。

「(課題を改善し、)守備の部分はしっかり武器活かして、誰にも負けないように。それを目標にしていきたい。サイズが自分、そんなにある訳じゃないんで、それで言うと、セルヒオ・ラモス選手やったり、カンナバーロ選手のようにちっさくても、速く、高くて、強くて、しかもキャプテンシーもあって、チームをまとめてっていう、ああいうCBが相手にいたら嫌だと思うんで、目標にします」

 今年はMF仲井陽琉(2年)、FW佐藤桧斗(2年)とともに3人制のキャプテンの一人を担う。「今年、一番の目標は選手権とインターハイ2冠と、プレミア(リーグ)昇格っていうところ目標にやっています。今の取り組みだと正直厳しいところもあるんで、開幕まで2週間ぐらいしかないんですけど、ここでしっかりチームが一丸となって、しっかり開幕に迎えて、リーグ戦でもいい結果出して、インターハイにいい弾みつけれるように。そこはまた自分が中心になって、チーム作りしていきたいです」と意気込んだ。

 個人としては、今回入れなかった高校選抜に入ることが目標だ。「自分の中で去年目標にしていたのがここの高校選抜のところだったんで。でも、全国にも行けず、高校選抜にも行けなかったんで、今年のまず目標としては、来年の高校選抜に入って、デンソー(カップチャレンジに)出て、しっかりドイツで戦って、海外の選手とどこまでやれるかっていうのも自分で知りたいですし、そこを目標にやっていきたい」と誓った。Jクラブも注目するMF木村同様に楽しみなストッパーは、チームを1年でプレミアリーグへ復帰させ、全国舞台で輝く。

(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

「ゲキサカ」ショート動画

TOP