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[選手権予選]“福島の星”尚志延長戦で散る!決勝は福島工対聖光学院に:福島

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 第91回全国高校サッカー選手権福島県大会は28日、準決勝を行い、福島工と聖光学院が決勝へ進出した。

 福島工は尚志との壮絶な点の奪い合いを制した。2点を先取した福島工に対し、尚志はFW皿良優介の2発で同点に追いつく。福島工は後半35分、MF石井亮太が直接FKを決めて3-2。だが尚志はアディショナルタイムに皿良がこの日3点目のゴールを決めて土壇場で同点に追いついた。それでも福島工は延長後半9分、MF渡邉聖斗のラストパスをMF佐藤勇輔が決めて決勝ゴール。4-3で勝った福島工が15年ぶり4回目の全国大会出場へ王手を懸けた。一方、昨年度全国大会で福島県勢初の4強へ進出し、被災地に勇気を与えた“福島の星”尚志は連覇が3でストップした。

 聖光学院と平工との一戦は前半10分、MF幕田晟人のゴールで聖光学院が先制。聖光学院は後半5分にもMF後藤一真のゴールで2-0と突き放す。平工は32分に相手オウンゴールで1点差としたものの、2-1で逃げ切った聖光学院が創部20年目で初の決勝進出を果たしている。

 決勝は11月3日、開成山陸上競技場で行われる。

【福島】
[準決勝]
尚志 3-4(延長)福島工
平工 1-2 聖光学院
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