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[CL]開始26秒弾を含むウィルシャーの2ゴールでアーセナルがマルセイユに勝利。宮市はベンチ外

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[11.26 欧州CLグループリーグ第5節 アーセナル2-0マルセイユ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、第5節1日目を行なった。グループFの首位に立つアーセナル(イングランド)は、4連敗で最下位のマルセイユ(フランス)とホームで対戦。キックオフから26秒でMFジャック・ウィルシャーのゴールで先制したアーセナルは、後半20分にもウィルシャーが追加点を挙げて2-0で勝利し、首位をキープ。14年連続の決勝トーナメント進出に前進した。なお、日本代表FW宮市亮はベンチ外となっている。

 今季のプレミア・リーグで首位を走るアーセナルの勢いは、欧州CLでも止まらない。キックオフから26秒、アーセナルは自陣からのロングカウンターを見せると、DFバカリ・サニャの縦パスを受けたウィルシャーが、PA内で鮮やかなループシュートを放つ。これがゴールに決まって、ホームのアーセナルが幸先よく先制した。

 その後も守備の甘いマルセイユから、アーセナルは何度もチャンスをつくり出す。前半37分にはPA内でMFアーロン・ラムジーが倒されてPKを獲得したが、MFメスと・エジルのシュートはGKスティーブ・マンダンダに弾かれて得点はできない。結局、リードは1点のまま、前半を折り返した。

 後半に入っても試合の流れは変わらない。そして後半20分には細かいパス回しから、最後はエジルからのパスを受けたウィルシャーが、この日2点目のゴールを決めてマルセイユを突き放した。

 点差が広がると、アーセナルにも緩さが出始める。後半29分には、途中出場したマルセイユの20歳FWフロリアン・トヴァンがボールを胸でコントロールして左足でシュートする。GKに当たったボールは、ゴールに飛んだが、ゴールライン上でDFナチョ・モンレアルがクリアーした。その後もトヴァンは鋭いシュートでアーセナルゴールを脅かしたが、GKボイチェフ・シュチェスニの好セーブもあって、得点はできなかった。

 アーセナルも試合終盤にMFサンティ・カソルラ、FWテオ・ウォルコットらが決定機を得るが、シュートを枠外に飛ばしてしまい追加点を挙げられない。結局2-0のまま、試合は終了。同グループのドルトムント(ドイツ)対ナポリ(イタリア)で、ドルトムントが勝利したため、決勝トーナメント進出は決まらなかったが、最終節のナポリ戦を引き分け以上の結果で終えられれば、14年連続の決勝トーナメント進出が決まる。


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