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内田フル出場のシャルケはボルシアMGに逆転負けで公式戦連敗

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[12.7 ブンデスリーガ第15節 ボルシアMG2-1シャルケ]

 ブンデスリーガは7日、第15節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でボルシアMGと対戦し、1-2で逆転負けした。ボルシアMGは6連勝。シャルケはリーグ戦5試合ぶりの黒星で、3日のDFBポカール3回戦・ホッフェンハイム戦(1-3)に続く公式戦連敗を喫した。内田も右SBでフル出場したが、11日の欧州CLグループリーグ最終節のバーゼル戦へ弾みを付けることはできなかった。

 シャルケは前半12分、MFジェファーソン・ファルファンのスルーパスに内田が右サイドを抜け出し、ゴール前に折り返すが、味方には合わない。それでも同16分にファルファンの右クロスからMFケビン・プリンス・ボアテングが競り合いでDFユリアン・コルブに倒され、PKを獲得。これをファルファンが決め、先制に成功した。

 ところが前半24分、ボルシアMGは中盤のこぼれ球を拾ったFWラファエルが左足ミドルで同点ゴール。同44分にはFWマックス・クルーゼのシュートがPA内でDFベネディクト・ヘーベデスの腕に当たり、PKを獲得した。ヘーベデスは2枚目の警告で退場。このPKをクルーゼが自ら決めて2-1と逆転した。

 数的不利に立たされたシャルケは後半もたびたびピンチを招くが、GKラルフ・フェーマンが好セーブを連発し、3点目は許さない。後半24分にはファルファンのスルーパスに反応した内田が右サイドを駆け上がり、ゴール前にクロスを入れたが、ボアテングのヘディングシュートは枠を捉え切れなかった。

 10人で必死の反撃を見せたシャルケ。後半アディショナルタイムにはファルファンのアーリークロスにボアテングが頭で合わせたが、GKのビッグセーブに遭い、最後まで同点に追いつくことはできなかった。


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