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[選手権]四日市中央工FW田村翔太(3年、湘南内定)「『こんなに上手くなっていたんや』と思われるくらいのプレーがしたい」

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 第91回全国高校サッカー選手権が12月30日、東京・国立競技場で開幕、開会式と開幕戦が行われた


 昨年度準優勝の四日市中央工(三重)が開会式で国立に帰ってきた。後半アディショナルタイムの失点で同点に追いつかれて逆転負けした決勝から1年。前回大会、得点ランキング2位の6得点を挙げたFW田村翔太(3年、湘南ベルマーレ加入内定)が雪辱の舞台で自身の成長を証明すること、そして日本一獲得を誓った。(連載企画「Youth star voice」。第227回)。

以下、30日の田村コメント
―国立に帰ってきた
「他のスタジアムと違う雰囲気もありますし、開会式のために来たというのではなくて、ベスト4、決勝と国立でできるように、国立目指してやっていきたいと思います。(今度は日本一?)そうです」

―成長した姿を見せる舞台になる
「裏へ抜けるタイミングやスピードを活かしてゴールを目指すところはもちろんなんですけど、今年はギャップへの動きだったり、オフの時の動きの質にこだわってきた。そういうところにも注目してもらいたいですし、FWとしてはゴールというのが一番の結果なので、そこに注目して見てもらいたいなと思います」

―昨年以上のゴール数というのはひとつのターゲット
「去年、2年生であのゴール数だったんですけど今年、そこを目標にというか、もっと上手くなって行かなければいけないという意識でやってきた。上に上がいるので、もっと上を目指して、満足することなくやってきた。そういう人たちに勝てるようにやっていきたいと思います」

―桐光学園との初戦は注目カード
「(桐光学園は)守備がチームで揃っていて、組織的だなというのが一番の印象なんですけど、ボクたちの守備も組織的で、いろいろなコンビネーションだったり、攻撃面の良さもある。チームの良さをしっかりと出して、ボクらのサッカーをして勝ちたいと思います」

―手応えは
「自信はあるので、早く試合をしたいと思います」

―田村選手自身も注目されて、去年とは違うプレッシャーの中での大会になる
「期待を裏切らないように、『こんなに上手くなっていたんや』と思われるくらいのプレーがしたいです」

(取材・文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2012

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