beacon

[MOM633]津工FW溝田光(3年)_U-18代表FWが劇的弾

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.16 ミズノカップU-18IN熊本2012FINALラウンド 津工1-1静岡学園 大津町運動公園球技場]

 U-18日本代表の注目ストライカーが劇的な同点弾でチームを救った。0-1の後半ロスタイム、津工は相手DFのクリアボールを拾ったFW溝田光(3年)が右足シュートをゴール右隅へ突き刺す。本人は「何もしていないです。ほかに3本決定機があった。決めないといけない」と反省していたが、それでも今大会自身4得点目を強豪のゴールへと叩き込んだ。

 チームは全国リーグで戦う相手に押し込まれたが、それでもディフェンス陣が1ゴールに封じる粘り。溝田は「1点取られたけれど、DFが良く耐えてくれた。みんながあきらめなかったのがゴールにつながった」と仲間への感謝を忘れなかった。

 溝田の最大の武器はドリブル突破。抜群のスピードを活かしたドリブルは対戦相手にとって間違いなく脅威だ。PA付近はもちろん、ハーフウェーライン付近からでも一気にゴールにまで持ち込む力強さがある。この日は振り切る直前で相手DFに触られてゴールにつなげることができていなかったが、静岡学園相手にもその破壊力を十分に見せつけた。そして正確なFKとパワー十分の一撃も武器。「今年は県リーグでも点を取れていない。波があるのがダメ」と首を振る溝田だが、今大会、日章学園や境、静岡学園という強豪から奪っているゴールを優勝するためには勝つしかない熊本国府との最終戦でも決めてチームにタイトルをもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
2012ミズノカップIN高知特設ページ
▼ミズノ・フットボール情報はこちら→http://www.mizunofootball.com/

TOP