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[総体]正智深谷が鹿児島城西に5発大勝で初のベスト8へ

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平成25年度全国高校総体
「2013 未来をつなぐ 北部九州総体」サッカー競技(福岡)

[8.3 全国高校総体3回戦 鹿児島城西0-5正智深谷 福岡フットボールセンター人工芝]

 正智深谷(埼玉)が5得点の大勝で初の8強入りを決めた。3回戦で鹿児島城西(鹿児島)と対戦し、5-0で快勝。5日の準々決勝では、昨年度の全国高校選手権4強の星稜(石川)と対戦する。

 圧巻のゴールショーだった。前半25分、FWオナイウ阿道(3年)のラストパスからFW戸澤千空(2年)が左足で先制点。1回戦でV候補の作陽(岡山)を破るなど今大会無失点だった鹿児島城西のゴールをこじ開けると、前半は相手にシュートを1本も打たせることなく35分間を終えた。

 1点リードで折り返した後半開始早々の1分にオウンゴールで追加点。さらに1分後の後半2分にはMF齋藤雄士主将(3年)のゴールで3-0と突き放した。後半24分、齋藤のPKで4点差。直後の後半25分にはDF荒井洸希(3年)が2枚目の警告で退場し、数的不利となったが、同30分に途中出場のMF栗田怜(2年)がダメ押しゴールを決め、5-0と大勝劇を締めくくった。

 5年ぶり2回目の全国高校総体。初出場だった08年の全国高校総体は2回戦敗退に終わった正智深谷は昨年度の全国高校選手権にも初出場を果たしたが、準優勝した京都橘(京都)に1回戦でPK戦の末、惜敗した。

 今大会は1回戦で北海道大谷室蘭(北海道)とPK戦までもつれ込みながら初戦を突破すると、2回戦では山形中央(山形)に2-0で勝利。初の3回戦進出となったこの日は、怒涛のゴールラッシュでベスト8への扉を切り開いた。県大会4試合で6失点を喫した守備陣も2試合連続の無失点。一戦一戦進化を続ける正智深谷の挑戦はまだ終わらない。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)


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