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甲府と山形の上位対決はスコアレスドロー、12戦負けなしの甲府は首位守る

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[8.22 J2第30節 甲府0-0山形 中銀スタ]

 前節の富山戦(1-1)で連勝を6でストップさせたものの11戦無敗(8勝3分)で首位を走るヴァンフォーレ甲府は、ホームで勝ち点6差の6位モンテディオ山形と対戦し、0-0で引き分けた。2戦連続ドローとなった甲府だが、12戦負けなし(8勝4分)で2位とは勝ち点2差のまま、首位の座を守っている。一方、前節の愛媛戦(2-1)で5戦ぶりの勝利を手にした山形だったが連勝はならず。順位は変わらず6位となっている。

 最初にチャンスを迎えたのは甲府だった。出場停止明けのJ2得点王FWダヴィが個人技でみせた。左サイドから強引にドリブル突破。PA内へ持ち込んでのシュートはサイドネットへ外れる。前半13分には、山形が前節2得点を挙げたMFブランキーニョを起点に得点機をつくりだす。左サイドでボールキープしたDF石川竜也が横パス。これを受けたブランキーニョが縦パスを入れる。MF秋葉勝の左足シュートはGK荻晃太の指先をかすめ、ポスト右へ逸れた。両チームともに助っ人選手が存在感をみせる。

 前半21分には中央でボールを受けた初先発の高卒ルーキーMF三幸秀稔が前線へパス。ダヴィが頭で落とし、最後は走り込んできたMF井澤惇がシュートを放つも枠を外れた。その後も井澤が果敢にミドルシュートを狙うも1点が奪えない。0-0で前半を折り返した。

 後半から甲府は三幸に代えて、FWフェルナンジーニョを投入する。しかし後半立ち上がりは山形が立て続けに決定機。後半7分には左クロスからFW林陵平がヘディングシュートを打つもわずかに枠を外れる。同20分にはブランキーニョがドリブルで仕掛け、マイナスの折り返し。これを受けたMF永田亮太のシュートは枠を外れた。

 対する甲府は途中出場のフェルナンジーニョが奮闘。前線へ絶妙なスルーパスを送り、ダヴィがPA内へ抜け出すがDFにクリアされた。積極的にミドルシュートも打つがゴールネットは揺らせない。結局0-0のまま試合は終了。上位対決は勝ち点1を分け合う結果となった。

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