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攻め続けた山形がラッキーな形で決勝点、栃木に勝利し2連勝

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[3.20 J2第4節 山形2-1栃木 富山]

 前節と同じメンバーで臨んだモンテディオ山形栃木SCの戦いは、水戸からの移籍後初ゴールを挙げたMFロメロ・フランクの活躍もあり、2-1で山形がホームで連勝を飾った。

 前節、ホーム開幕戦で今季初勝利を飾った山形はその勢いそのままに試合の主導権を握る。だが前半7分にロメロ・フランクのパスを、左サイドからゴール前に斜めに走り込んだFW萬代宏樹が受けシュートを放つが惜しくもゴール上に外れる。さらに同34分にはゴール前でロメロ・フランクが個人技からDF2人をかわしシュートを放ったが力なくGK榎本達也にキャッチされるなど、チャンスを決めきれず、前半を0-0で折り返した。

 後半も山形が優位に進めた。待望の先制点が生まれたのは後半29分。MF比嘉厚平がゴール前でFW中島裕希からパスを受けると、後ろから走り込んだロメロ・フランクが右足で合わせた。「ボールが出た瞬間、絶対に打ってやろうと思った」。GK榎本が1歩も動けないほどの完璧なシュートをゴールネットに突き刺した。

 直後にFWサビアにゴールを許し同点とされたが、攻め続けた山形は後半36分、中央のロメロ・フランクのパスを右サイドで受けたDF山田拓巳がクロスを上げると、ゴール前のDF赤井秀行がクリアミスとなったボールがゴールに吸い込まれた。

 ラッキーな形で勝ち越し点を奪った山形。開幕は連敗スタートとなったが、2連勝で星を五分に戻した。

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