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故障明けで3戦ぶり復帰の岩沼が1G1A、松本が3試合ぶりの白星

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[4.7 J2第7節 水戸1-2松本 Ksスタ]

 松本山雅FCは敵地で水戸ホーリーホックを2-1で下し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。アウェーでは今季4戦負けなし(3勝1分)。いまだ未勝利(1分2敗)のホームで迎える次節・岐阜戦へ弾みを付けた。

 松本は前半1分、右サイドをドリブルで抜け出したMF玉林睦実のクロスからFW長沢駿がゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。開始早々の先制点とはならなかったが、同14分、MF岩沼俊介の左クロスにFW船山貴之が頭で合わせ、船山の4試合連続ゴールで正真正銘の先制点を奪った。

 水戸もすぐに反撃に出る。前半25分、正面やや左からのFK。MF橋本晃司が直接狙ったキックはきれいな弧を描いてゴールネットに突き刺さり、1-1の同点に追いついた。

 それでも松本は動じない。前半33分、カウンターからMFユン・ソンヨルのパスを受けた長沢がゴール前までドリブルで持ち込み、岩沼にスルーパス。岩沼は滑り込みながら左足で押し込み、2-1と勝ち越した。

 1点リードで折り返した後半も松本ペースで進む。後半12分、CKからのこぼれ球を船山がミドルシュート。同31分には船山のクロスに玉林が合わせたが、枠を捉え切れなかった。3点目こそ奪えなかったが、安定した守備で同点ゴールを許さず、2-1で逃げ切った。

 故障明けで3試合ぶりに先発復帰した岩沼は「ケガ明けだからと、雑なプレーはできない。出るからにはちゃんとしなくてはならない」と強い決意で臨んでいた。結果は1ゴール1アシストの大活躍。「ここ2試合、ケガで出ていなかった。試合に出て活躍できたらと思っていたので、結果が出てよかった」と胸を張った。

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