beacon

札幌が今季聖地・厚別で初勝利…35歳砂川が右足一閃

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.15 J2第19節 札幌1-0富山 札幌厚別]

 コンサドーレ札幌がカターレ富山を1-0で下した。前半10分にMF砂川誠の挙げたゴールを最後まで守り抜いた。

「(DF上原)慎也が深い位置まで行けたのであそこが空いたと思う。一人一人の頑張りが出たシーンだと思う」

 35歳のベテランが振り返ったシーンは前半10分、左サイドでDFを1対1でかわし、深い位置まで突破した上原のクロスを逆サイドでフリーとなっていた砂川が受ける。右足を振り抜くと、GK守田達弥も一歩も動けないシュートがゴール左に突き刺さった。結局このゴールが決勝点となり、札幌が2試合ぶりの白星を挙げた。

 ホームでは4月14日の徳島戦以来の勝利を挙げた札幌。聖地・厚別では4試合目にして初勝利となった。「最後はヘロヘロだった」と笑わせた砂川だが、「結果が出てよかったが、今年の課題としてある後半落ちてしまうところが今日も出てしまった」と引き締めることも忘れなかった。

 対する富山は3戦ぶりの黒星を喫した。浜松大から今季加入したFW村松知輝を後半37分からプロ初出場させ、最後まで同点ゴールを目指したが、2試合連続の無得点に終わってしまった。

TOP