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鳥取との打ち合い制した岐阜、今季初の連勝で最下位脱出

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[6.15 J2第19節 鳥取3-4岐阜 とりスタ]

 FC岐阜ガイナーレ鳥取との打ち合いを4-3で制した。今季初の連勝を飾り、最下位を脱出した。一方の鳥取は2連敗となった。

 岐阜は守備の要、DFデズモンドが家庭の事情でイタリアに一時帰国。守備面が心配されたが、前半28分にその悪い予感が的中する。左サイドをMF尾崎瑛一郎に突破されクロスを上げられると、早い展開にマークが甘くなり、今季横浜FMから加入したMF武田英二郎にJ初ゴールを決められた。それでも岐阜は、同34分にMF美尾敦のFKの流れからこぼれ球をDF田中秀人が押し込み、すぐさま同点に追いついた。

 だが前半42分、鳥取は久保の力強いドリブル突破からPA内に進入し、ラストパス。これをFW永里源気の2戦連発弾を突き刺し、勝ち越しに成功した。さらに2分後の同44分に永里がDF益山司をワンタッチでかわし、追加点を奪った。

 2点リードを許した岐阜だったが、前半ラストプレーでMF染矢一樹のミドルシュートがPA内のDF柳楽智和の腕に当たり、PKを獲得。このPKを染谷が自ら決め、1点差として前半を終えた。

 前半終了間際に激しく動いた試合だが、後半は終盤までスコアが動かなかった。しかし迎えた34分、岐阜は染矢のクロスからMF杉山新がヘディングで押し込み、再び振り出しに戻すと、迎えた4分後の同38分、またも染矢のクロスから今度はFW樋口寛規が頭で合わせ、逆転に成功した。

 4-3で逆転勝利を飾り、岐阜は最下位を脱出した。1ゴール2アシストの活躍をした染谷は「前半、僕の裏を取られて得点につながった。だから、後半絶対にやり返してやろうと思っていたので、それが結果につながってよかった」と巻き返しへ力を込めた。

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