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京都は3戦ぶり敗戦、久保のホームラストゲーム飾れず

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[6.22 J2第20節 京都0-1水戸 西京極]

 京都サンガF.C.水戸ホーリーホックの一戦が西京極陸上競技場で行われた。試合は0-0のまま終盤に突入。そのまま終えるかと思われた後半44分、MF橋本晃司がPKを沈め、水戸が1-0で勝利した。勝ち点1差で追う3位長崎が敗れていただけに京都にとっては痛い黒星となった。

 最後の最後で試合が動いた。MF鈴木雄斗が左サイドを抜け出しPA内に侵入。飛び出したGKオ・スンウンと交錯し、水戸にPKが与えられる。キッカーは10番MF橋本晃司。「相性が悪かったので、嫌な予感がした」と話した通り、コースの甘いシュートとなり、オ・スンウンに当たるが、そのままゴールに収まり、事なきを得た。橋本も「決まってよかったです」と苦笑いを浮かべていた。

 京都にとっては上位追撃へ向け痛い星を落とすことになった。3試合ぶりの敗戦。またこの試合は、6月いっぱいで退団し、スイス・ヤングボーイズへ移籍するFW久保裕也のホームラストゲームとなった。なんとか結果を残そうと奮闘したが、右足を痛める形で後半25分に途中交代。終了以後はサポーターの前に現れ、「これからも応援よろしくお願いします」とあいさつしたが、19歳は最後まで悔しげな表情を浮かべていた。

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