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前節完敗の首位・G大阪は痛恨ドロー…2位神戸に勝ち点で並ばれる

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[7.14 J2第24節 G大阪1-1北九州 万博]

 首位ガンバ大阪が2試合連続で勝ち点3を逃した。ホームでギラヴァンツ北九州と対戦し、1-1のドロー。前節・千葉戦に0-3で敗れ、10試合ぶり今季2敗目を喫したG大阪だったが、2試合続けて勝利を逃し、2位神戸に勝ち点で並ばれる結果となった。

 G大阪は前半12分、MF遠藤保仁の右CKからMF今野泰幸が右足ボレーで狙ったが、DF渡邉将基がヘディングでクリア。立ち上がりから優勢に試合を進めると、前半36分にはMF阿部浩之の縦パスが相手のクリアミスを誘い、ゴール前にこぼれたボールをFW岡崎建哉が落ち着いて右足で流し込んだ。

 前半44分には遠藤が鋭い直接FKでゴールを襲うが、GKが好セーブ。1-0で折り返した後半もチャンスをつくったが、なかなか2点目を奪えない。MFパウリーニョ、途中出場のFW川西翔太に決定機があったが、決め切ることができなかった。

 すると後半31分、北九州はロングフィードからFWキム・ドンフィがPA内でボールをキープしたところで後方からDF藤春廣輝に抑えられ、PKを獲得。これをMF小手川宏基が落ち着いてゴール右上に蹴り込み、1-1の同点に追いついた。

 ホームで引き分けに終わるわけにはいかないG大阪。後半38分には右クロスから途中出場のMF二川孝広が右足ボレーで合わせたが、クロスバーを直撃した。試合はそのまま1-1で終了。2試合連続で勝ち点3を逃したG大阪は勝ち点50で2位神戸に並ばれ、次節20日の直接対決に臨むことになった。

 連敗を3で止めた北九州は4試合ぶりの勝ち点を獲得。同点PKの小手川は「上位チーム相手の試合で、攻められる状況は覚悟していた。落ち着いて守備をして、カウンターでチャンスを待っていた。0-1なら何があるか分からない。そういう狙いを持ってやっていた」と、首位相手に奪った勝ち点1に納得の表情も見せていた。

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