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出場停止明けの水戸MF橋本が決勝点、岡山は数的優位生かせず

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[7.14 J2第24節 水戸1-0岡山 Ksスタ]

 水戸ホーリーホックはホームでファジアーノ岡山と対戦し、1-0で競り勝った。後半8分にMF島田祐輝が退場となったが、同28分にMF橋本晃司が先制点を決めると、1点リードを最後まで10人で守り抜いた。水戸はこれで2連勝。岡山は6月8日の松本戦(1-0)以来、6試合ぶりの敗戦となった。

 スコアレスで折り返した後半8分に水戸の島田がこの日2枚目の警告で退場。数的不利に立たされた水戸だったが、2試合の出場停止処分から復帰した橋本が先制点を挙げる。後半28分、同じく出場停止明けのFW鈴木隆行が左サイドを突破。パスを受けたDF輪湖直樹の折り返しを橋本がダイレクトで左足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

「2週間前、早い時間に退場して、3試合くらいチームに迷惑をかけた。まだまだ取り戻せていないが、今日は勝てて良かった」。橋本は6月29日の山形戦(1-3)で前半6分に一発退場。2試合の出場停止処分を受け、この日が3試合ぶりの先発復帰だった。

 岡山は前半ロスタイムのFW妹尾隆佑のシュートがポストを叩くなど決定力を欠いた。後半は数的優位を生かすことができず、影山雅永監督は「決定力不足と言えば、そうなのかもしれないが、今日は決定機を何度もつくることにチャレンジした。入らなかったことは残念」と厳しい表情を見せた。

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