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レンタル加入の奥埜が先制弾も、長崎は愛媛とドロー

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[8.4 J2第29節 長崎1-1愛媛 長崎県立]

 ホームの長崎は前節水戸に敗れ、6試合ぶりの敗戦を喫し5位に転落した。上位に残るためにも正念場を迎えている。対する愛媛は現在リーグ戦4戦勝ちなしの3連敗中。前節の栃木戦は雷雨のため延期となり、この試合が2週間ぶりの公式戦となった。

 先制点を奪ったのは長崎だった。前半9分、右サイドからMF山田晃平がクロスを上げると、ファーサイドでMF奥埜博亮が頭で合わせる。先月18日に仙台から期限付きで加入することが発表された23歳が、移籍後2戦目で結果を出した。

 だが愛媛も前半36分に反撃。長崎DF山口貴弘に渡ったバックパスにFW重松健太郎がプレスをかけて奪いに行く。これがこぼれると、拾ったMF東浩史が左足を振り抜く。PA外から豪快に放たれたシュートがゴールマウスを捕え、試合を振り出しに戻した。

 終了間際の40分過ぎからはピッチを叩きつけるような激しい雨にも見舞われた一戦。後半はお互い得点を挙げることが出来ず、試合は1-1のドローで幕を閉じている。

 ホームで勝ち点1を積み上げるにとどまった長崎。プロ初ゴールを奪った奥埜も「良い時間帯で決めることが出来た。その流れでもう1点取れれば楽な展開になっていた。自分自身もバテてしまった」と反省。「しっかり切り替えて、次戦に向けしっかり準備していきたい」と話していた。

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