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熊本が東京Vに逆転勝ちし8戦ぶり白星、ホームでは4か月半ぶりの勝利

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[9.16 J2第33節 熊本2-1東京V うまスタ]

 ロアッソ熊本はホームで東京ヴェルディに2-1で逆転勝ちし、連敗を4でストップした。7月20日の栃木戦(1-0)以来、8試合ぶりの白星で、ホームでは5月3日の水戸戦(3-2)以来となる勝利。順位も20位から19位に一つ上げた。

 キックオフ直後にセンターサークルからMF養父雄仁がロングシュートを放つなど積極的にゴールを狙った熊本。前半16分には高い位置でボールを奪ったFW齊藤和樹がDFをかわして右足でシュートを打ったが、GK佐藤優也に阻まれた。

 劣勢の東京Vだったが、前半29分に自陣でボールを奪ったFW巻誠一郎が素早く前線にパスを送ると、左サイドを駆け上がったFW常盤聡がドリブルで中央に切れ込み、左足でシュート。カウンターからワンチャンスを生かし、先制点を奪った。

 熊本もすぐさま反撃に出る。前半30分、MF片山奨典の左クロスに合わせた齊藤のヘディングシュートはわずかに枠を外れたが、同37分に同点に追いついた。片山の折り返しをFW藤本主税がスルー。MF大迫希が左足ダイレクトでゴールに流し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 後半は一進一退の攻防が続いたが、熊本は後半37分、MF黒木晃平の中央突破から養父がダイレクトでつなぎ、フリーでPA内に走り込んだ齊藤が右足を振り抜いた。2-1と逆転する勝ち越しゴール。池谷友良監督代行は「こんなに勝つことが難しいのか。勝つことでみんなの笑顔が見れて、あらためて勝つことの素晴らしさも分かった。やっぱり勝たなければいけないなと思った」と、約2か月ぶりの白星をかみ締めた。


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