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広島と鹿島が残った!!優勝争いは横浜FMとの三つ巴に

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[11.30 J1第33節 広島1-0湘南 Eスタ]

 サンフレッチェ広島が優勝戦線に踏みとどまった。ホームで湘南ベルマーレと対戦した広島は1-0で勝利した。浦和が敗れたことで勝ち点を60に伸ばした広島が2位に浮上。首位の横浜FMも敗れたため、優勝争いは最終節までもつれ込むことになった。

 前半36分、広島は中盤でルーズボールを拾ったMF青山敏弘がゴール前までドリブルで持ち込む。フェイントで1人を交わしてシュート。グラウンダーのミドルがゴール左隅に収まり、広島に先制点が生まれた。

 後半に入ると広島のパスワークがますます冴えを見せる。16分にはカウンターからゴール前で繋ぎすぎるほど繋ぎ、最後はFW佐藤寿人がヘディングで合わせるが、これは惜しくもオフサイドとなった。しかし広島はこのまま落ち着いたゲーム運びを見せ、1-0で試合を終わらせた。

 同時刻に行われた試合で首位横浜F・マリノスはアルビレックス新潟と対戦し、0-2で敗れた。さらに浦和レッズが鳥栖に敗れたことで優勝争いから脱落。また4位5位の直接対決で鹿島アントラーズがセレッソ大阪に勝利したため、優勝の行方は横浜FMと広島、そして鹿島の3チームに絞られた。しかし3位の鹿島は首位横浜FMと勝ち点3差。得失点差でも「9」離れており、事実上、広島と横浜FMの一騎打ちの情勢だ。

 最終節は12月7日。横浜FMは敵地で川崎Fと、広島は敵地で鹿島と直接対決を行う。広島が勝利し、横浜FMが引き分け以下に終われば、広島の優勝が決まる。

■順位表
1.横浜FM(62)+19
2.広島(60)+20
3.鹿島(59)+10


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