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なでしこの“新守護神”福元「責任を感じてピッチに立った」

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[7.25 ロンドン五輪F組 日本2-1カナダ コベントリー]

 熾烈なポジション争いの末、GK福元美穂がなでしこのゴールを守った。佐々木則夫監督から先発を言われたのは「今日のミーティング」だったと言うが、「最近の練習、この2、3日の練習ではスタートで行くメンバーのゴールに入っていたので、そのつもりで準備していた」と胸を張った。

 4年前の北京五輪でも守護神を務めた福元だが、昨年の女子W杯はGK海堀あゆみに正GKの座を譲った。「個人としては何もしていない」という悔しさも味わった世界一。背番号1を託され、五輪では2大会連続で正GKを任されたが、「いつもどおりのプレーしかできないし、オリンピックだからどうではなく、試合に出ることのうれしさ、責任を感じてピッチに立った」と平常心で臨んだ。

 被シュートはわずか3本。しかし、その1本が失点につながった。左サイドを突破されての失点。「修正しないといけないところはたくさんある。DFラインと話していきたい」。白星発進にも満足することなく、なでしこの“新守護神”は気を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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