beacon

[クラブW杯]3位に輝いたモンテレイの指揮官「表彰台に立て、幸せに思う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.16 クラブW杯3位決定戦 アルアハリ0-2モンテレイ 横浜]

クラブW杯2012は16日、3位決定戦を行い、北中米カリブ海代表のモンテレイ(メキシコ)が、アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)に2-0で勝利し、3位の座に就いた。ビクトル・ブセティク監督は「嬉しく思っています。前回出場したよりも、いい成績を残すことが出来ました。表彰台に立つことができ、幸せに思います」と、笑顔を見せた。

 モンテレイは序盤のチャンスを逃さず、前半3分に先制点を挙げた。その後も試合をコントロールし、完封勝利を収めている。それでもブセティク監督はアルアハリについて「ダイナミックで技術にも優れていた。相手は最後までファイトし、よく動いていた」と語り、簡単な試合ではなかったと振り返った。勝因については「このような大会では、すべてのチームに勝つチャンスがあります。私たちはGKが良かった」と、GKホナタン・オロスコの存在を挙げている。

 過去最高の結果を収めたが、満足するつもりはないようだ。「大会を振り返って、韓国のクラブ(蔚山現代)に勝ち、アフリカのクラブ(アルアハリ)に勝ち、欧州のクラブ(チェルシー)に負けました。非常にバランスのとれた結果だったと思います。この大会で3位になれた自信を持ち、今後も出場する試合に勝ち進みたい。また、北中米カリブ海の予選を勝ち抜き、本大会に出場し、より高い位置で勝利を収めたい」と、決意を新たにした。

(取材・文 河合拓)

▼関連リンク
クラブワールドカップ2012特集

TOP