[4.25 J1第7節 大宮0-1新潟 埼玉]

　25日、埼玉スタジアム2002では7位の大宮アルディージャと3位のアルビレックス新潟が激突。雨の中の「オレンジダービー」は、MFマルシオ・リシャルデスが試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決め、新潟が勝利した。
　以下、試合後の選手コメント。

[大宮アルディージャ]
●DFパク・ウォンジェ
―デビュー戦おめでとう。
「怪我が回復してデビューできたが、チームが負けてしまってとても悔しい。今日はSBとして安定した守備をすること、そして機会があればオーバーラップして攻撃をサポートすることを意識していたんですが・・・」
―後半はボランチに入りましたね?
「SBもボランチも練習試合で試していたし問題なかった。まずは相手のカウンターを確実に潰すことを目指した」
―次戦に向けて意気込みを。
「これからはもっと良くなっていく。自分がどこの役割をやろうともチームの勝利のために頑張っていきたい」

●FW石原直樹
―惜しくも負けてしまいましたが?
「難しい試合でした。1点の勝負になるなと思ってはいたが、あの時間帯に決められたのは痛かったです。まだ次戦に向けての話はしていないが、これ以上連敗しないようにしたいです」

●DF冨田大介
―反省点は?
「セットプレーからのミスやDFのイージーミスがあった。守りから攻めの切り替えをもっとコンパクトにしていきたいですね。これからは連戦が続くので、11人だけではなくてチームが一丸となって誰が出ても同じ良さを出せるようにしていくのが大事。次のNACKでの山形戦は絶対に勝ちます」

[アルビレックス新潟]
●MFマルシオ・リシャルデス
―ゴール後かなり喜んでましたね?
「この勝利はただの勝利ではないんだ。トップを狙える中での大きな勝利。だからゴール後にみんなで喜びを分かち合ったんだ」

●FWチョ・ヨンチョル
―今日はどんなことを意識して臨んだのか?
「PAの中に入ったらシュートまでは打とうと思っていた。練習の時からそれは同じです。これからは連戦になる。今日勝ったのでチームの雰囲気は良いですね。次も勝ます」

●MF本間勲
―何とか勝ちましたね?
「厳しかったです。これからも連戦が続くし、勝点3をとれたのは大きいですね」
―試合を振り返って?
「大宮はカウンターが素早い。だからそれを意識的にやっていた。まずはいつでも守備をしっかりと、と考えた。ハーフタイムにも勝点1ではなく3をとるんだとメンタル的な事で声をかけていた。今日は勝ちに行くんだという気持ちを、チーム一丸となって出せた試合でした」

(取材・文 山口雄人)