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W山田、高原、原口ら大爆発!!浦和が6点大勝でGL突破!!

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[6.13 ナビスコ杯GL第7節 浦和6-2大宮 埼玉]

 2009Jリーグヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第7節が13日、各地で行われ、埼玉スタジアム2002(入場者数36251人)ではA組3位の浦和レッズと4位の大宮アルディージャが対決。浦和は、怪我から復帰したMF山田直輝、FWエジミウソン、高原直泰、MF原口元気らのゴールにより6-2で大勝。グループAの首位通過を決めた。一方、負けた大宮はGL敗退となった。

 これでナビスコ杯グループリーグは最終節を終了。A組からは1位の浦和、2位の横浜F・マリノスが、B組からは1位のFC東京、2位の清水エスパルスが決勝トーナメント進出を決めた。決勝T第1戦は7月15日に行われる。
[決勝T1回戦の組み合わせはコチラ]


 浦和は4-4-2。前々節に今季初ゴールを決めたFW高原とエジミウソンの2トップ。一方、大宮はベテランのFW斉藤雅人と藤田祥史を前線に置く4-4-2でゲームに臨んだ。
[先発、布陣はコチラでチェック!!]

 序盤、ホームの浦和が圧倒的に攻め込んだ。前半10分、山田直の左クロスをエジミウソンが落とし、フリーの高原がポスト直撃のダイレクトボレーを見舞った。同12分、ドリブルでPAに侵入した山田直がDFに倒されると、球を受け取ったエジミウソンが苦し紛れにフィニッシュ。しかしシュートはGK正面に飛んだ。
 
 大宮は前半20分くらいまで浦和の組織的なプレスの前に中盤でなかなかボールを回せず、攻撃が組み立てられない。左SB村山祐介が後方から鋭いフィードを前線の藤田に送り浦和ゴールを目指すも、フォローも薄く単発な攻撃が続いた。

 その後ゲームは膠着。イエローカード4枚が飛び交う主導権の握り合いとなった。均衡を破ったのは前半38分、浦和MF山田直だった。PA左に走り込みMF細貝萌からラストパスを受けると、GK江角浩司と1対1に。右足でシュートを打つと見せかけて切り返し、あっさりと江角をかわし左足で蹴り込んだ。前半は浦和1点リードで折り返した。

 後半、浦和のゴールショーが幕を開けた。まずは後半5分、左からPAファーサイドにクロスが入り高原が猛チェイスすると、大宮のMF藤本主税が堪らずファウル。この日2枚目のイエローカードを喰らい退場となった。このPKをエジミウソンがゴール右に流し込み2-0に。するとその直後、ピッチ中央で相手ボールを奪取したエジミウソンがPA前までドリブルで切れ込み、PA左の高原にラストパス。高原は右足アウトサイドで直接流し込み3-0とした。後半11分には山田直を下げMF高橋峻希を投入。そして4点目は同12分。SB永田拓也が左サイドからPAに切れ込みラストパス。エジミウソンはDF3人を引きつけながらも落ち着いてゴール左隅に流し込んだ。

 一気に点差を放された大宮はFW斉藤をMF橋本早十に、MF新井涼平をFW石原直樹に交代。後半19分にはPA前で浦和DF山田暢久からボール奪取したMF金澤慎がMF土岐田洸平に送りシュート。数的不利の状況ながらも、1点を返した。しかし同26分には、MF原口のゴールで1-5と再び突き放された。同38分には、藤田がゴールをあげ2-5としたが、ロスタイムには山田暢に加点され、ここで力尽きた。

 終わってみれば6-2。浦和の攻撃力が大爆発し大宮を圧倒した。浦和はグループAの首位通過を決め、一方負けた大宮はGL敗退となった。

<写真>浦和FW高原ゴール後の喜び
(取材・文 山口雄人)

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