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寿人、ストヤノフらのゴールで広島が4試合ぶりに勝利!!

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[7.19 J1第18節 広島4-1千葉 広島ビ]

 J1第18節の残り3試合が19日各地で行われ、11572人が詰めかけた広島県の広島ビッグアーチでは、暫定9位のサンフレッチェ広島が15位のジェフユナイテッド千葉と対戦。後半にFW佐藤寿人、DFストヤノフらがゴールを決め、ホームの広島が4-1で勝利した。広島は順位を6位に上げ、千葉は16位に後退した。

 ホームの広島は3-6-1の布陣。負傷から復帰したミキッチが右MFに入り、FW佐藤寿人は1トップを務めた。一方、アウェーの千葉は4-5-1。こちらの1トップは深井正樹。柏から加入したての太田圭輔が右翼で先発した。
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 前半は主導権の握り合いとなったが、どちらも決定的チャンスを作ることができずに終了。しかし後半を迎えると、広島のFW佐藤寿が広島通算101点目となるゴールで先制点を奪取した。MF柏木陽介が左サイドからクロスを送ると、佐藤寿はDFと競り合いながらもボレーシュート一閃。左足のスネでゴールへ蹴り込んだ。すると後半3分、今度はPA前の直接FKからDFストヤノフがゴール右上の、これ以上ないというコースにシュートを突き刺した。

 0-2とされた千葉は、流れを変えるべく後半10分から立て続けに選手を投入。DF青木良太をFW巻誠一郎に、MF太田圭輔をMF益山司に、MF谷澤達也をMF米倉恒貴に交代した。試合終了間際には、MF工藤浩平がクリアボールのこぼれ球を押し込み1-2としたが、その後、途中出場した広島のMF李漢宰、MF青山敏弘にそれぞれ今季初得点となるゴールを決められ、1-4で大敗。

 4試合ぶりの勝利を手にし順位を6位に上げた広島。2点目を決めたストヤノフは、「勝たなければならなかった試合だけに、全員の頑張りで勝てて本当に嬉しい。幸せです」とヒーローインタビューに答えた。一方千葉は、3試合ぶりに黒星を喫し16位となった。 

(文 山口雄人)

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