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千葉vsF東京 試合後の選手コメント

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[11.22 J1第32節 千葉2-1F東京 フクアリ]

 J1第32節は22日、残り2試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉FC東京が対戦。千葉は前半25分、FW新居辰基のゴールで先制すると、1-1の後半1分にFWネット・バイアーノが勝ち越しゴールを奪い、2-1で競り勝った。7月4日の大分戦以来、実に16試合ぶりの勝利で、江尻篤彦監督にとっても就任後、リーグ戦初勝利となった。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●FWネット・バイアーノ
「助っ人して加入して難しい状況が続いたけど、求められていることができていなかったのも事実。自分の仕事を継続してできるように残り試合頑張りたい。チームは2部に降格したが、現時点では幸せな気持ちでいる。ブラジルから来てプレーするのは責任も重い。チームに貢献できるようにしたい」
―残り2試合の意気込みは?
「サポーターには勝つことを約束したい。そして2試合それぞれで点を取ること。チームの最多得点者として終わることを目標にしたい」

●FW巻誠一郎
「左ひざの内側を痛めた。音がした。カットした後に自分で…。芝に引っかかった。監督には“あさってから練習しろ”と言われたけど」
―久々に勝ったが?
「良かったです。ロッカールームから見てました」

●MF米倉恒貴
「スタメンに慣れてきたというのは自分でも感じている。監督には“思い切り伸び伸びやれ”と言われた。最近はしっかりボールにも絡めてきたけど、1回決定機があって外したのが…。カップ戦では点を取ってるけど、Jリーグではまだ決めれていない。執着しすぎて入らないのか…。リーグで決められるように頑張っていきたい。勝ったことは良かったし、来年にもつながる。若手が出ていかないといけないし、若手が出てくるチームがいいチームだと思う」

●DF福元洋平
「どんどんチャレンジして、自分たちの形をつくることを意識していた。その中で結果も出さないといけないが、パスも前より回っていたと思うし、残り2試合も有意義に使いたい。相手のプレッシャーもきつくてビルドアップでバタバタしたところもあったし、簡単に蹴ってもよかったけど、今までと違ったものを見せたかった。シンプルに相手を押し込んでもよかったとは思うけど、そのへんは話し合いながらやっていた。今日の勝利は自信になるし、自分たちがやろうとしていることは間違ってなかったし、さらに追求しようと思う。岐阜戦は本当にふがいない試合をしてしまった。今日、何をかけて戦うのか。勝ち点というより、プロとしてのプライド。サポーターは応援してくれているし、選手ひとりひとりがそれを感じてプレーできたと思う」


●MF羽生直剛
「みんな頑張っていたけど、それがひとつの力としてかみ合わない。どこかズレているところがあった。ポジションが違った? それを含めて上手くできなかったのはまだまだということ。勝たなきゃいけないシチュエーションだったし、選手が代わっても勝ちたいというモチベーションはあった。チームの勝利のためにみんながひとつにならないと、結果は出ない。自分たちのミスが多かった。判断のミス、技術的なミス、ポジショニングのミス。それがいつもより多くて、なかなか自分たちのリズムにならなかった」

●GK権田修一
「試合はまだあるし、終わったわけではないけど、負け方というか、勝てば4位の試合でこういう結果になって残念。千葉の雰囲気に去年同様やられたような感じだった」
―千葉に苦手意識がある?
「そうなるのは嫌だけど…。J2に落ちてくれるのはチームとしていいことなのかもしれない。いい順位にいても、ミスしたらこうなる。こういう試合にさせられちゃうのはチームとしてまだ力がないということだと思う」

(取材・文 西山紘平)

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