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大宮vs柏 試合後の選手コメント

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[11.28 J1第33節 大宮 1-1 柏 NACK]

 J1第33節、15位の大宮アルディージャ対16位の柏レイソルとの一戦は、1-1で引き分け。柏の今季16位と来季のJ2降格が決まった。

以下試合後の選手コメント

<大宮>
●MF藤本主税
「いろんな葛藤があって興奮しすぎても、冷静になりすぎてもイヤだった。試合はいつもと変わらずにできた。(柏は)ボールに対する執着心がすごかったし、押し込まれる時間が長かったけど、辛抱強くなったと思う」
―残留が決まって
「終わったなと。ホッとしたけど、今年も(残留争いを)繰り返してしまった。好不調が例年よりも激しかった。ガンバやアントラーズ、レッズに勝っているのに、『何でこういう試合になるの?』という試合もあった。反省点は非常に多い」
―最終節は?
「サポーターに『いいサッカー出来だしたな』と思わせる試合をしたい。でも(出場停止で)ボクは出られない・・・。大宮サポはネットとかで優しすぎるととられることが多い。でもボクはこの優しさがいい方向に導いてくれていると思う。来年は下でハラハラさせるのではなくて、上でドキドキさせてあげたい」

●MF橋本早十
「ホームだったし、ここで決めたかった。こういう試合はめったにない。楽しもうと思った」
―ゴールについては?
「(石原)直樹が持った時にイメージして、(後で)直樹に聞いたら同じイメージだった。右足でうまくコントロールできたのでシュートは左足で思い切り打った。今までのゴールで一番気持ちいいゴールだった。個人的にも今年はこれだけ試合に使ってもらった。落ちたくなかった。ここでやらないと男じゃないと思ってやった。よかった。本当は、子供が生まれた藤田のためにゆりかご(ダンス)をやろうと言っていたけど、興奮して(頭の中が真っ白になって)忘れちゃいました。(藤田には)後で謝ります」
―最終節へ向けては
「最後しっかり勝って引き締めて。勝って帰りたい」

<柏>
●MF大津祐樹
「申し訳ない気持ち。(サポーターは)最後まで応援してくれて自分としてもチームとしても感謝している。(J2降格は決まったが)みんな感謝しているし、最後まで頑張る」

●FW北嶋秀朗
「勝たないといけない試合だった。申し訳ない。レイソルが大好きで、常にどうプレーしたらよいかを考えていたし、今でも考えている。1年でJ1に上がるために自分で何ができるか考えていきたい。頑張ってJ1に上げるしかない」

●MF大谷秀和
「(ロッカールームでは)監督から(全員に向けて)、『トレーニングから前を向いてやってくれたことを感謝している』といわれた。(サポーターの)期待に応えることができなかった。1年でJ1に帰ってこれるよう、サポーターに恩返しできるように。もう1回J1で戦える力をつけて戻ってくる」

●GK菅野孝憲
「本当に残念。落としてはいけないチームを落としてしまった。攻撃の形がつくれず、自分たちがリズムをつかめない時間の方が長かった。2年前の横浜FCとは状況が違う。J1に残留すると信じていた。来年のJ2の第1節を考えることはできない。(自分は)リーダーの年齢だし(降格の)責任があると思う」

(取材・文 吉田太郎)

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