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北朝鮮代表MF安英学「大宮の一員として世界へ」

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[5.16 J1第12節 大宮0-0広島 NACK]

 大宮アルディージャは2試合連続の無得点でスコアレスドローに終わった。鈴木淳監督就任後、初戦は京都に2-1で勝ったが、その後の2試合は1分1敗。それでもクラブによると、公式戦7試合ぶりの無失点に指揮官は「広島の攻撃をゼロに抑えることができたのは良かった。失点をゼロにできたことは次につながるので、こういう粘り強いゲームを続けていくしかない」と前向きに捉えていた。

 後半40分からは大卒ルーキーのMF木原正和がプロデビュー。広島ユース出身で、阪南大から今季加入した木原は「広島はほとんど知ってる人ばかりだったけど、やりにくさとかはなかった。槙野選手に試合中に話しかけられて、ちょっと戸惑ったけど」と苦笑い。「古巣を相手に自分のプレーができたのはすごくうれしい」と話していた。

 また、北朝鮮代表MF安英学はブラジル、ポルトガル、コートジボワールという強豪国と同組になったW杯に向け、「なぜブラジルが世界の王者として君臨しているのか、その理由を肌で感じて自分の中に取り入れたい。大宮の一員として世界の舞台に臨むので、恥ずかしいことのないよう、どんな相手が来ようとも胸を張って堂々とプレーしたい」と力強く語っていた。

(文 西山紘平)

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