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「ゴールを割れてない」福岡は公式戦4試合連続の無得点

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[7.31 J1第19節 福岡0-3名古屋 レベスタ]

 アビスパ福岡は3試合連続無得点で3戦未勝利(1分2敗)となった。27日のナビスコ杯・磐田戦(0-3)を含めれば公式戦3連敗で、公式戦4試合連続無得点とゴールから遠ざかっている。

 立ち上がりは名古屋のパス回しに後手を踏んだが、徐々に落ち着きを取り戻すと、積極的なプレッシャーからカウンターを繰り出し、流れを引き寄せる。前半18分には中盤でMFダニルソンからボールを奪ったFW城後寿がドリブルで駆け上がるが、シュートは力なくGKがキャッチ。同32分にはMF田中佑昌が右サイドから切れ込み、左足ミドルを狙ったが、枠を捉え切れなかった。

「狙いどころを定めてボールを奪って、カウンター気味だけどうまくできていたが、ラストパス、フィニッシュは物足りなかった」。篠田善之監督が試合後のインタビューで振り返ったとおり、いい形でボールを奪っても最後の崩しの部分でアイデアも精度も欠いた。「実際にゴールを割れてない。フィニッシュ、ゴール、いろんな質を上げないといけない」と厳しい表情で話した。

 クラブはブラジル人FWハマゾッチを獲得した。193cmの大型ストライカーが救世主となるか。篠田監督は「どれぐらいできるか、1週間で見極めて、チームにフィットするようにしたい」と、次節8月7日のG大阪戦から起用したい考えも示していた。

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