[3.7 J1第1節 磐田 2-6 山形 ヤマハ]

　J1初挑戦のモンテディオ山形が“衝撃”のJデビューを飾った。前半17分に先制を許す苦しい展開も同36分にMF石川竜也の左FKから新加入のMFキム・ビョンスクが頭で同点ゴール。さらに38分には同じく新加入のFW古橋達弥が頭で勝ち越しゴールを奪った。後半18分に再び追いつかれたが同30分にFW長谷川悠が決めた勝ち越し弾から4連続得点で6-2で勝利。スポーツニッポンによると、MF佐藤健太郎は「信じられない。衝撃の点差だ」と大勝に驚いていたという。
　チームは前日6日まで約40日間長崎県と宮崎県でキャンプを行ってきた。Jリーグのどのクラブよりも長いキャンプでトレーニングを積んできた。その成果を開幕戦で発揮した山形。“降格候補”のレッテルを跳ね飛ばす快勝劇だった。

(文　吉田太郎)