[4.4 J1第4節 浦和1-0大分 埼玉]

　埼玉スタジアムでは4日、浦和レッズと大分トリニータが対戦。試合はスピード感のある展開となったが、浦和が前半42分の相手のオウンゴールを最後まで守りきり1-0で勝利した。
　以下、試合後の選手コメント。

[浦和レッズ]
●DF三都主アレサンドロ
―復帰戦を終えて?
「90分間プレーできて本当に嬉しい。これからはもっともっと走れるアレックスを見せたいと思います。今日はチームで何をやるのかしっかりと頭に入れて、集中して臨んだ」
―オウンゴールをお膳立てしましたね?
「後ろから飛び出していけた。でも本当はタツヤを狙っていた。良いタイミングで入れればタツヤが出てくるだろうと思っていた。1-0で勝てて本当に嬉しい」
―手応えは掴んだか?
「280日は長く、本当に辛い時もあった。だからこそこの90分出られたのは嬉しい。でも、まだまだこんなもんじゃない。もっと出来るし、もっと走れる。得点のチャンスをもっともっと作っていかなければいけない。今日は何とか結果を出せたが、これからはホームでは絶対に勝っていかないといけない」
―家族がきていたみたいですね?
「そうです。感謝しています」
―サポーターに一言。
「今日は勝利にちょっとでも貢献できて良かった。これからはコンディションも上がるだろうし、更に良いアレックスをお見せします」

●MFポンテ
―三都主が復帰しましたが?
「アレックスが100%に戻れば日本で最高のSBになる。これからは以前のアレックスが見れると思う。彼の活躍はチーム全員が嬉しかった」

●DF山田暢久
―三都主が復帰しましたが?
「アレックスとは久しぶり。今日は懐かしみながらプレーしていた」
―試合の感想は?
「去年は大分戦の戦績が良くなかった。今日は後半も落ち着いてやれた。ゴール前まではいい形で崩せたが点がとれなかったのは甘かった」

●MF鈴木啓太
―試合の感想は?
「後半特に攻め急ぎ過ぎた。FWももちろん前に行きたかっただろうし。今のチームは、誰がどのポジションに入ってもチームの方向性が変わらないでいる。これは本来あるべき姿だと思う」

●FW田中達也
―試合の感想は?
「(山田)直輝と初めてやったんだけれど、動きやすかった。相手の裏を狙いに行っていた。アレックスもいいボールを入れくれていたし、もっとあのような形を作っていきたいですね。それからミドルももっと打たないとね」

●FW原口元気
―今日は途中出場だったが?
「ボール回しも、ずっと試合が上手くいっていたので、追加点取って楽になりたかった。勝っていたので、時間を上手く使って勝てればと思っていた。今日はいっぱい走って貢献出来たと思う」

[大分トリニータ]
●DF小林宏之
―試合の印象は?
「前半から徐々に押し込まれてしまって、あのような(劣勢の)展開になってしまった。やはり前半最後のあの時間帯にとられると痛いですね」

●FW住田貴彦
―試合の感想は?
「やはり闘莉王さんみたいな代表レベルの選手とやるときは、ボールを受ける前の準備とかがまだ覚束ない。もっと工夫していかないと。反省点です」

(取材・文 山口雄人)