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千葉vs浦和 試合後の選手コメント

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[4.25 J1第7節 千葉0-1浦和 フクアリ]

 J1第7節は25日、各地で6試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉浦和レッズが対戦。浦和は後半13分、FWエジミウソンが先制ゴールを決めると、この1点を守り切り、1-0で競り勝った。これでリーグ4連勝。フォルカー・フィンケ新監督を迎えた新生レッズがとうとう首位に立った。

<千葉>
●FW巻誠一郎
「後半最初にするすると抜けられて、あの1本でラインが下がった。相手が長いボールを使いながら展開するようになって、うちの対応が遅れた。前半は高い位置でボールも取れて、チャンスもつくれていた。相手が攻め方を変えてきたところに対応できなかった。前半は高い位置からプレスがかかって、いい位置で取れていたのに、後半はラインが定まらなくて、自分も孤立した」

●MF谷澤達也
「中盤はお互いがコンパクトで、滑るピッチというのもあって、前半はどっちもどっちという感じだった。シュートも少ないけど、それ以前にくさびのパスが少なすぎた。みんなの意識の中で、こういうピッチだからセーフティーに行き過ぎたところがあった。ロングボールのこぼれを拾ってチャンスになればというチームだし、数少ないチャンスをもっと大事にしたい」

●MF下村東美
「浦和は後半に入ってFWにシンプルに当ててきて、そのセカンドボールを拾ってという感じで、前半のつなぐサッカーの正反対になった。前半はうちのプレスがはまっていたので、それを回避してきたのかなとも思ったけど、リズムが悪くなってから、そのリズムを引き寄せられなかった。前半みたいにプレスがかかって、いい守備ができていた時間帯もあったし、それを続けていきたい」

<浦和>
●FWエジミウソン
「ゴールはいつも重要だし、左から3人のコンビネーションでチャンスをつくって決まったゴール。自分もうれしい。全員が試合の最初から最後まで頑張っていた。みんな集中して試合に入っているから無失点が続いていると思う」

●FW原口元気
「前半は難しい戦いだったし、どっちに転んでもおかしくなかった。1点取って守り切ったのは大きな勝ち点3だと思う。前半はグラウンド状況もあってパスがしづらくて、相手も前からプレスに来て、回しづらい感じだった。後半は相手の運動量も落ちて、そこからはいい感じで回せた」

●MF山田直輝
「前半は後ろから組み立てようとしすぎて相手のディフェンスにはまっていた。最初からつなぐんじゃなくて、前に1回当てて押し上げてからいこうと。後半は相手の陣地まで上げてからボールを回せた」
―アシストは?
「ミスキック。速いボールを入れようと思ったら、足がもつれて、フワーンとしたボールになった。でも入ったんで。1点なんで。いいトライアングルで崩せたので、行けるかなと思って飛び出した。3人目の動きを意識してやっているし、それができたのでよかった」

●DF田中マルクス闘莉王
「難しい試合だった。前半はなかなか両チームともうまくいかなくて。僕らが主導権を握って、ジェフが引き気味で奪ったらカウンターという感じだったけど、前半は0-0で終わらせて、後半勝負にいこうと思っていた。最近は1-0が続いていて、ドキドキさせるようなゲーム。疲れました(苦笑)」
―4試合連続1-0だが?
「3バックから4バックに変えて、難しいところもあるけど、走ってボールを奪い返す姿勢が出ている。それはいいこと」
―首位に立ったが?
「全然気にしてない。1試合1試合勝てるようにやっていきたい」

●DF坪井慶介
「相手も集中したいい守備をしていたし、上手くいかない時間は割り切ってやった。自分たちのパス回しでミスがあって、そこから危ないところはったけど、それ以外はよかったと思う。やりたいサッカーにはまだまだ。結果が出ていることには満足しているけど、過信しないでやっていきたい」

(取材・文 西山紘平)

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