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塚本の無回転FKで大宮2-1逆転勝利!!

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[6.20 J1第14節 大宮2-1京都 NACK]

 リーグ再開の20日、NACK5スタジアム大宮では、リーグ15位の大宮アルディージャが10位の京都サンガF.C.を迎えた。ホームの大宮はマト、塚本泰史のDF2人がゴールを決め2-1で京都を下した。

 先制したのは前半22分、大宮だった。右サイドMF橋本早十のFKからPA右のDF冨田大介がヘッドで繋ぐと、PA中央に飛び込んだDFマトが迫力十分のヘディングシュートでゴールをかっさらった。

 0-1とされた京都は、前半終了直前に災難にあった。DF李正秀が大宮FW石原直樹と競った後のやり取りで、相手を手で振り払ったという判定で一発退場。警告を出すとしてもイエローカードという局面で、まさかのレッドカード。厳しすぎる判定となった。

 しかし後半4分、京都が同点に追いついた。FW豊田陽平がPA左に侵入すると大宮DF塚本と冨田が挟み込み、塚本が痛恨のファウル。このPKをMFディエゴがゴール右隅に蹴り込み1-1とした。

 後半26分、再び大宮が逆転に成功した。PA外正面のFKから塚本が右足シュート一閃。ボールは無回転で急激に落ち、ゴール右に転がった。2-1とした大宮は、その後このゴールを守りきり勝利。5月20日のナビスコ杯・ジュビロ磐田戦以来、約1ヵ月ぶりの勝利で勝点3を積み上げた。京都はこれで3連敗となった。

 今季2点目となる逆転ゴールを決めた塚本は、「最高に嬉しい。リーグ開幕のために一生懸命練習に取り組んで、こういう結果を迎えられて良かった。絶対にゴールを決めようと思っていたので入ってよかった。この勢いでこれからも勝って行きますので応援よろしくお願いします」とファンに感謝。次戦はジェフユナイテッド千葉と対戦する。

(文 山口雄人)

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