[7.18 J1第18節 大宮0-3F東京 NACK]

　J1第18節は18日、各地で6試合を行い、NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャとFC東京が対戦。F東京は前半ロスタイム、FW平山相太が先制ゴールを決めると、後半26分にDF今野泰幸の追加点でリードを広げ、後半ロスタイムにも平山がダメ押しゴールを決めて3-0で快勝した。
以下、試合後の選手コメント

<大宮>
●FWドゥドゥ
「いい結果を残せなかったけど、次に切り替えて臨みたい」
―連係面は?
「最初にしてはよかったと思う」
―日本の暑さは?
「ブラジルでも慣れているので」
―今後の課題は?
「日本のサッカーに慣れてくれば、もっとこれからよくなる自信はある。ブラジルに比べてボールに対する寄せは早い。練習してスタイルに慣れていきたい」

●FW石原直樹
「相手にとって怖くなかったと思う。もっと僕を含めて動かないとダメ。中は相手のボランチもいて締めている。うまくサイドを使って攻めたかったけど。できなかった部分の方が多い」
―スペースもあまりなかった?
「何回か狙ったけど、うまく相手もスペースをケアしていた。スペースを突くことができなかった」

●MFソ・ヨンドク
「ひょっとしたら出るかもしれないと言われていて、思ったより出場時間が長かったけど、とにかくチームの勝利に貢献しようと思った。石原選手とか藤本選手とか、周りのサポートがよくて、息を合わせやすかった。いい前線になったと思う」
―積極的にドリブルを仕掛けたが?
「ドリブルはもともと自信を持っているし、自分の特徴。でも持ち過ぎて、相手に奪われるところもあった」
―惜しいミドルシュートもあったが?
「決めるつもりでコースを狙ったけど、GKの正面に行った。次チャンスがあったらしっかり決められる選手になりたい」


●FW平山相太
「連戦だったので、連戦の最後に勝てて良かった。きょうも守備が無失点だったし、失点が少ないので、それで勝ってると思う」
―1点目のシーンは?
「カボレと羽生さんがつないで、自分まで回してくれた。何も考えずに打った」
―きょうは積極的にシュートを狙っていた?
「いつも狙ってます」
―2点目は終了間際だったが?
「最後の最後に点を取れると、チームも楽になる。よかったです」
―課題は?
「もっと精度を上げてもっとゴールしたい」
―石川の連続ゴールも刺激になっていた?
「ナオさん(石川)は全然、先の方を走っているので」
―疲れを感じさせない動きだったが?
「全然きつかったです。みんなも試合が終わって前半からきつかったと話していた」
―今季初の1試合2点だが?
「もっと取りたい」

●MF石川直宏
「スコアは3-0になったけど、苦しい試合展開だったと思う。なんとか踏ん張れてよかった。見ての通り、ミスも多かったし、その中で勝ちにつなげられたのはよかったと思う。しっかり立て直せた」
―連続ゴールは意識していた?
「自分の中では平常心でプレーしようと思っていたけど、周りの声も聞いたりして、期待されてるなというのは感じてた。でも自分がゴールすれば、チームの勝利にもつながる。そっちを意識するようにしていた。点にはならなかったけど、ゴールに向かう姿勢は良かったと思う」
―正直、悔しい?
「今までこんなに取ったこともないので。また一から積み上げていけばいい。いろんなプレッシャーとか、自分の中で未知のところでの戦いだった。きょうは(平山)相太もいいゴールを決めたし、また練習したい。決めながらチームの勝利に貢献したい」

●DF長友佑都
「うまく守備でバランスを取れた。相手も突くところがあまりなかったと思う。みんな全体的に運動量が少なくて、サポートも位置もずれていて、それでミスが生まれてカウンターも受けた。コンディションは難しいところがあったけど、よく後半立て直せたと思う。チームのレベルアップを感じる。守備が安定していて、危ない場面もほとんどない。やられる気はしない。攻撃もノッている選手が多い。ナオさん(石川)、カボレ、(平山)相太にしても、それを信じてみんなでやれている」

(取材・文　西山紘平)