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千葉vs名古屋 試合後の選手コメント

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[8.19 J1第22節 千葉0-2名古屋 フクアリ]

 J1第22節は19日、各地で9試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉名古屋グランパスが対戦。名古屋は前半24分、FWケネディが先制点を決めると、後半30分にFW玉田圭司が追加点。2-0の快勝で3試合ぶりに勝ち点3を手にした。
以下、試合後のコメント

<千葉>
●FW巻誠一郎
「前半の10分、15分はいい感じでプレッシャーがかかったけど、相手が形を変えて、後ろの3枚で回されてボールを前に運ばれるようになった。チーム全体で消極的なプレーが多くて残念。リスクを冒す勇気が必要。そういうプレーが少なかった。中2日で大宮戦もあるし、メンタル面、コンディションを整えたい。次も大事な試合。ここで落とすと、自分たちで苦しめてしまう。今季を左右する大事なゲームになると思う」
―去年の経験は生きる?
「あれだけ苦しい経験をしたんだから、生きるというより生かさないと。強い気持ちを持って臨みたい。自分ひとりが強い気持ちを持っていてもしょうがないし、チーム全体でそうなれるようにしたい」

●MF谷澤達也
「相手が4-4-2から3-5-2になって、マークがずれて、中盤で後手後手になった」
―攻撃面の課題は?
「もうちょっと俺の近くにいてほしいというのはある。もう少し近くで、僕に寄ってきてくれる選手が増えれば」

●MF中後雅喜
「パスミスが多かったし、攻撃にいったときのリスクとか、取られ方が悪くてカウンターを受ける場面が前半は多かった。失点シーンもマークが付いてなかったし、そういう細かい課題がある。きょう負けたことは悔しいけど、後悔しても試合は戻ってこない。苦しい状況だけど、状況を変えられるのはピッチに立っている選手たち。それ以外の選手も含めて、まとまって戦わないと」

<名古屋>
●FW玉田圭司
「システムが変わって思ったのは、2トップでケネディと組んだ方がやりやすい。役割がハッキリするし、どうすればいいかもハッキリする。周りもそうだと思う」
―ゴールシーンは足で蹴ろうとは思わなかった?
「あんな低くなるとは思わなかった。ああいうときは頭で考えといて、足を出した方がいい。どっちでもいけるように。ヘディングのゴールはめずらしいね」
―連敗を止めたが?
「ただの1勝だと思うし、試合はすぐある。そこで負けたら意味がないし、内容あるサッカーを続けて、勝っていきたい」
―ケネディの加入は刺激になった?
「あいつがどうこうっていうより、自分が決めたいっていう気持ちはあるし、2人で刺激し合えればいいと思う」

●FWケネディ
「タフなゲームだったけど、この試合の重要性は分かっていた。連敗している中で、勝ちたいという気持ちが出ていた」
―5試合で4点目だが?
「チームメイトが助けてくれている。自分はそこの場所にいいタイミングでいただけ。こういう試合を続けていきたい」

●MF小川佳純
―立ち上がりにシステムを変えた?
「4-4-2のふりを見せて、相手を混乱させる狙いだった。早い段階でやろうとしているフォーメーションにしたし、戸惑いはなかった。監督が指示を出すからそれまではということで、基本的には3バックでいくという話だった」

●DF三都主アレサンドロ
「きょうは大事な試合というのは頭に入れていたし、勝ち点3が必要なゲームだった。前節の川崎F戦もそうだったけど、負けたからさらに大事な試合になった」
―途中交代だったが?
「ちょっと足がつって、万全な感じじゃなかったので、早めに代わった。ちょっとオーバーな感じだったかもしれないけど、大丈夫」
―300試合出場になったが?
「名古屋に来てから勝利がなかったし、どうしても勝利を飾りたかった。強い気持ちで臨めたし、そこがよかった。白星で飾って、300試合目。忘れられない試合になった」

(取材・文 西山紘平)

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