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山形、古橋復活FK弾でも勝てず。次戦はエースが出場停止・・・

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[8.30 J1第24節 山形1-2広島 NDスタ]

 モンテディオ山形は広島の猛攻を必死に防いでのカウンターを狙ったが、2連敗。勝てば得失点差で大宮を抜き14位に浮上するチャンスだったが、つかめなかった。1点を先制されたあと、ケガから復帰したMF古橋達弥が後半26分に直接FKを決めて同点に追いついたが、踏ん張れなかった。

 広島のシュート15本に対し、山形は4本と、圧倒的に攻め込まれた。それでも試合後のインタビューで小林伸二監督は、敗戦を悔やみながらも「前節の川崎F戦で開始の20分で失点したが、きょうは立ち上がりはよかった。全員で組織的に守れた」と前半にできた組織的な守備の復活に手ごたえも口にした。

 ケガから古橋達弥が8試合ぶりに復帰し、後半12分から途中出場。いきなりFKを決めるなど、チームに“光”がさしたかに見えてたが、後半35分に、DF小原が広島MF柏木のプレッシャーにあせったのか、ボールの処理を誤り、奪われて佐藤寿人の逆転弾を許した。小林監督は「ミスしたときに、ボールを持ち直すのか、クリアするのか、判断が、、、」と悔やんだ。

 古橋復活という朗報の中で、エースFW長谷川悠がこの日、警告をもらい次戦の9月13日の浦和戦は出場停止が決まった。けが人が一人戻ると、今度はエースが。。。中断期間で何とかもう一度、チームを作り直したいところだ。

(文 近藤安弘)  

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