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大分選手の試合後のコメント

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[10.18 J1第29節 大分2-1清水 九石ド]

 大分トリニータが土壇場で踏ん張った。勝たなければ残り5試合を残して史上最速タイのJ2降格となっていたが、FW高松大樹が2得点を奪い、逆転勝利に導いた。

以下は大分が公式HPで発表した試合後のコメント

●ポポヴィッチ監督
「両チームとも良い試合をした。ただ私たちは90分間ゲームをコントロールし続け、攻撃的に展開し相手の良い所を封じ込めて勝利した。この結果を見て私たちが本来いるべきポジションがお分かり頂けたと思う。我々はハードな練習をしっかりとこなし、この短い期間でスキルアップができた証でもある。高橋と家長をサイドチェンジさせた理由は、何かを変えたかったのだが、何を変えて良いのかわからなかったので換えてみた。実際には利き足と反対サイドにポジションを与える事により、より丁寧に蹴るであろうと考えた結果だった。その効果は高橋がしっかりと攻撃をしながら相手を抑える事にも繋がった。ポジションは最初から決めれれたものではないのだから。高松に関しては怪我の状況を本人に聞いて私がスタメンを決定した。大切な試合であることは本人が一番良く感じており、結果もしっかりと出してくれた」

●DF深谷友基
「相手の2トップは強いので、球際を強く行くことを心がけた。セットプレーも警戒していたがそこで失点したことについては、次の修正点として対応しなければならない。2トップにシュートを打たせなかったことは良かったが、それはDF陣だけではなく、チーム全体の意識が高かったからだと思う。まだまだ改善するところも多いので、次に向けてしっかりとトレーニングしたい」

●MF菊地直哉
「自分のプレーはまだまだ。ただ周りとの連携は上がってきたし、特にエジとのコンビについてはかなり分かり合えている。自分としてはエジよりも少し下がり目のポジショニングを心がけた。今は、先のことよりもひとつひとつのプレーに集中して戦うことが結果につながると思う」

●FW高松大樹
「最初から難しい試合になると思っていたし、試合前には首位の清水に勝って自分たちの力を示そう、と監督から言われていたので、勝利が現実のものとなって良かった。2日間足の痛みで練習を休んだが、今日は大事な試合なのでできるところまで行こう、と思ってプレーしていた。2得点とも、夢生とアキが良いボールをくれたおかげなので彼らに感謝したい」

●GK西川周作
「絶対に負けられない試合だったので強い気持ちを持って臨んだ。先制されても絶対逆転するという思いがあったし、マイナスなことではなく常にポジティブな考えで臨んでいた。前半はパスミスが多かったので後半は思い切ってやろう、とハーフタイムに話し合った。先制されても声が良く出ていたし、ピンチの場面で1対1を止める事もでき勝利に貢献できて嬉しい」

(文 近藤安弘)

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