beacon

千葉vs京都 試合後の選手コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
[10.18 J1第29節 千葉1-1京都 フクアリ]

 J1第29節は18日、2試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉京都サンガF.C.が対戦。千葉は前半34分、FW新居辰基が先制点を決めたが、京都も後半41分にMFディエゴが同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●FW巻誠一郎
「結果がすべて。僕が決め切れなかったのが勝てなかった原因。僕の責任。FWとしての責任を果たせなかった。それだけです。サポーターの皆さんもあきらめずに応援してくれて、スタッフも全力で支えてくれた。他の選手も素晴らしいプレーをしていたのに、僕だけが自分の責任を果たせなかった。勝たなきゃいけないし、点を取らないと勝てない。外し続けた結果が失点につながった。僕自身受け止めて、次に向かって全力でプレーしたい。サッカーにたらればはないけど、僕が外したプレーが今日の試合のすべて」」

●MF下村東美
「1-0で勝っていて、2点目が打っても打っても入らない展開になると、このままでは危ないなというのは頭をよぎる。失点シーンはライン際で僕と(工藤)浩平で2対2の関係になっていたけど、ディエゴがワンツーをして、浩平に聞いたら引っ張られて倒されたと。僕としては後手になって、足を伸ばししかなかった。何もしないわけにはいかないし。それが運悪く相手につながった。今シーズンはこういう形で勝ち点を失うことが多い。でも監督も“ちょっとでもあきらめや不安を持って練習するならサッカーをしない方がいい”と言っている。望みある限り、とは言いたくなりけど、可能性を信じてやっていきたい」

●MF工藤浩平
「後半、1点勝っている状況で、もうちょっと数的優位をつくって、相手の陣地でサッカーをしたかった。決めるところで決めていれば、こういう風にはならなかった」
―1-0で試合が続いて、最後はこのまま逃げ切ろうと?
「そういう意味で大さん(斎藤大輔)も入ったと思うし。でもすぐセットプレー絡みでやられたのは残念。サッカーにはありがちだけど。お互いシンプルに前に当てていたけど、もう少し中盤でタメをつくれればよかった。勝っている状況で、もう少し主導権を持ってボールをキープする時間を増やしたい」

<京都>
●MF上里啄文
―リーグデビューになったが?
「気持ちよかったですね。自分の中ではどんな状況でもいける準備をして待っていた。呼ばれたときは0-1で負けていて、点を取りに行くしかないなと思ってピッチに入った」
―同点ゴールはアシスト?
「ごちゃごちゃったとして(苦笑)。アシストになるのかな。デビューしたら自分のプレーを思い切って出そうと思っていた。自分のできるすべての力を出して点に絡もうと」

●DF水本裕貴
―古巣との試合だったが?
「複雑な気持ちはあるけど、僕たちも(残留は)決まってないし、そんなことは言ってられなかった。勝ち点3を取って、(残留へ)前進したかったけど、昨日レイソルも負けたし、1でもしょうがないかなと」
―急造のDFラインだったが?
「キャンプからずっとジョンス(李正秀)と組んでいて、(森下)俊とは試合では2回目。ピンチもあったけど、セットプレーの1失点ですんだのは次につながる。2点目を取られていたら終わっていた。運もあったけど、1点でしのいで、同点に追いつけたので」
―ブーイングもあったが?
「サンガの選手として来ているし、(ブーイングは)他の選手でもあること。特別なスタジアムだけど、気にするわけにはいかない」

●DF森下俊
「崩されるところはあんまりなかったけど、引き分けだし、満足はしてない」
―水本との連携は?
「小学生のころから知っているので。伊勢選抜とかでは一緒にプレーしたこともある。セットプレー絡みで1失点したけど、最後決めてくれて、勝ち点0じゃなくてよかった。出場停止で出番が来るチャンスはなかなかないし、必死で練習からアピールしていきたい」

(取材・文 西山紘平)

TOP