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14試合中7試合が無失点、松本が弦巻弾で今季5度目の完封勝利

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[5.13 J2第14節 岐阜0-1松本 長良川]

 松本山雅FCはアウェーでFC岐阜に1-0で競り勝ち、4試合ぶりの白星を飾った。DF飯田真輝を出場停止で欠く中、今季開幕戦以来の先発となったDF渡辺匠を加えた守備陣が3試合ぶりの無失点。前半40分にMF弦巻健人が挙げた先制点を最後まで守り抜き、1-0で逃げ切った。

 前節・岡山戦(1-0)で今季2勝目を挙げ、2シーズンぶりの連勝を狙った岐阜だが、前半18分、MF服部年宏の左クロスに合わせたFW樋口寛規のヘディングシュートはゴール上へ。同24分には左CKにFW井上平が頭で合わせるも、クロスバーを叩いた。

 好機を決め切れずにいると、松本は前半40分、DF玉林睦実が右サイドから入れたグラウンダーの速いクロスに弦巻が右足で合わせ、先制点を奪った。弦巻の12試合ぶり今季2点目で前半を1点リードで折り返した松本。後半14分にもFW船山貴之のシュートがクロスバーを直撃するなど果敢に追加点を狙った。

 反撃に出る岐阜も後半32分、樋口がドリブルで左サイドを突破。ゴールライン際までえぐってマイナスに折り返したが、MF染矢一樹のシュートは枠を捉え切れない。松本は2点目こそ奪えなかったが、そのまま危なげなく逃げ切った。

 14試合を戦い、松本の総得点は9点。1試合で2点以上取った試合は1回しかないが、初のJ2挑戦で早くも5勝目となった。無失点試合は半数の7試合で、5勝はいずれも完封勝利。堅守ぶりを発揮して順位も13位に上げ、決勝点の弦巻は「開幕から14試合戦って、みんなが成長しているし、いい試合ができている。次も成長した姿を見せたい」と手応えを口にしていた。

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