beacon

開幕戦以来の出場で“幻のゴール”も…浦和FW田中「悔しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.23 J1第15節 浦和0-0仙台 埼玉]

 スタジアムに詰めかけた4万人近い大観衆からの歓声もひと際大きくなった。後半26分、FW田中達也がFW原口元気に代わってピッチに入る。リーグ戦では3月10日の開幕戦以来の出場。「点を取ることしか考えてなかった」と、後半38分にはMF山田暢久の右クロスに反応し、ヘディングでゴールネットを揺らしたが、わずかにオフサイドの判定だった。

「オフサイドになったので、もうちょっと動き出しを工夫していければよかった」。そう悔やんだ田中はスタンドからの大歓声に「ありがたいです。でも勝ち点3を取れなかったことが悔しい」と唇をかんだ。「チャンスをもらったので、しっかり生かさないといけないゲームだった。まずは結果を出していかないといけない」。復活への第一歩。次こそサポーターの期待に応えるゴールを決める。

(取材・文 西山紘平)

TOP